三越新宿店が大リニューアル、テナントに「ロフト」や「ジュンク堂」。

2004/09/30 09:08 Written by コ○助

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百貨店が乱立する新宿にあって、老舗の伊勢丹(東口)、駅ビルと合体した京王や小田急(西口)、点在する丸井(東口)などに比べると、昔からイマイチ存在感が薄い三越。1996年に巨大なタカシマヤタイムズスクエアが出店(南口)してからは、新宿三越南館が売上げ不振を理由に閉館に追い込まれるなど、パッとしない状況が続いているなりよね。現在、三越は東口に店舗を構えているなりが、これも長年赤字続く不採算店舗。抜本的な改革を余儀なくされた三越は、この新宿店を2005年春までに全館リニューアルという大勝負に打って出ることになったなり。

今回の大リニューアルは従来の百貨店の「あらゆる商品を扱う」というスタイルを止め、雑貨を中心とした専門店を集積するというコンセプトのもとに敢行されるなり。業態としては、丸井やマイシティのようなスタイルに近づくと考えて良さそうなりか。三越は新宿店のほかにも横浜店など、大型の不採算店舗を抱えているなりが、今回の大リニューアルはそういった不採算店舗改革の先駆けとなるなりね。

リニューアルに伴い、誘致されたテナントの目玉となるのは新宿に初進出となる「ロフト」。池袋や渋谷にはあるのに、用地の問題もあって進出が遅れていた新宿にいよいよ登場することになったなり。タカシマヤタイムズスクエアに「東急ハンズ」が出店した際に新宿の利便性がグッと向上したなりが、「ロフト」の新宿出店によって雑貨店の二大巨頭が揃うことになるのは、新宿がより完璧な、魅力的な街になると言っても過言ではないかも。長年「ロフト」の新宿進出を希望する声が多かったことを考えると、新生三越新宿店には期待通り、多くの人が訪れることになりそうなりね。

また、大型の書店「ジュンク堂」がテナントとして入ることも決定しているなりよ。新宿から「青山ブックセンター」が撤退して魅力的な書店が減ったと嘆く人も多かったなりが、約90万冊の充実の品揃えを誇る「ジュンク堂」の新宿初進出は嬉しいニュースと言えそう。紀伊国屋書店と三越新宿店は近距離にあるし、本探しの旅が便利になりそうなりね。

ほかにも個性的な雑貨店やお菓子店を誘致するなど、従来の三越とはガラッと異なるカラーを打ち出そうとしている三越新宿店。新宿を訪れる機会があれば、ぜひチェックしてみて下さいなり。

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