ケンタッキー、10月から「胡山醤(ござんしょ)チキン」を発売。

2004/09/29 06:22 Written by コ○助

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たまに無性に食べたくなるなるケンタッキー。店舗数が最も多いであろう東京都区内に住みながら、なぜかコ○助の行動範囲には店舗が無く、気が付けば数年レベルで食べていないことが判明。最近、「6ピース880円」という割安感のある価格キャンペーンが実施されていることもあって、コ○助はいてもたってもいられず、わざわざバスに揺られて30分ほどのところにある店舗まで出かけたなりよ。えぇ、一人で食べたなりよ、6ピース(笑)。積年の想いを昇華させるべく、これでもか! というほど食べて実にご満悦な気分だったなり。

久しぶりに食べて思ったのは、今も昔も変わらず美味しいなぁ、ということ。当たり前のことではあるなりが、コ○助は昔からオリジナルチキンのあの味が好きで、スパイシーな皮だけでも嬉しくなってしまうなりね。それだけに、数年ぶりに食べても変わらない味、子どもの頃に食べたそれと何ら変わらない味は嬉しかったなり。「ケンタッキーなんてただの鶏の唐揚げじゃないか」という人もいるなりが、日本広しと言えどもほかではいまだにあのオリジナルチキンの味を再現している店を見たことが無いことを考えると、ケンタッキーは偉大だなぁ、と常々思うなりね。ほんと、6ピース食べて満足、満足。満足しすぎて当分食べなくても良いかな、とも思ってしまうのが難点ではあるなりが(笑)。

でも、ケンタッキーが10月から販売する期間限定の新製品「胡山醤(ござんしょ)チキン」はかなり気になるメニュー。ケンタッキーの商品説明を見てみると、次のように書かれているなり。

「『胡山醤』とは、日本人に馴染み深い香辛料、『胡麻』、『山椒』、『醤油』の3つの頭文字の組み合わせ。『胡山醤チキン』は、オリジナルチキン同様、国産ハーブ鶏を使用。手羽元と胸肉をあわせてカットした、ボリュームのある食べ応え充分のチキンです。カットの形も食べやすさにこだわりました。香ばしさをかきたてる白黒の合わせ胡麻、香りが際立つ和歌山産の和山椒、醤油という、“胡・山・醤”の3つをきかせ、焼津産の鰹だしで味を整えました。選びぬかれた和のスパイスが、鶏のおいしさを引き立てます。おいしいチキンを知り尽くしたケンタッキーが、素材から味付けまでとことんこだわったこの秋限定の本格和風味のチキンです」

うほっ、これは美味しそうなメニューじゃないなりか。和風の竜田揚げのようなテイストに山椒がピリリと効いたチキン。考えただけでもヨダレが……。唐揚げと山椒って実に合うなりよね。その美味さを知っているだけに、「胡山醤チキン」には興味津々。またバスに30分揺られて買い出しに行くことになりそうなり(笑)。

それにしても、昔に比べるとケンタッキーの店舗はずいぶんと減ってしまったような印象を受けるなり。実際、数年前には1,500店舗近くあったものが、2003年末には1,141店にまで減少しているようなのでコ○助の印象は間違っていないようなりが、本当にコ○助の行動範囲から店舗が消えてしまって困っているなりよ。実家のそばにも、今住んでいる街にも店舗がない上に、少し遠方にある店舗からのデリバリーエリアからも微妙に外れているなりね。

ケンタッキーはここ数年の外食産業の低価格化競争に出遅れ、鳥インフルエンザで打撃を受け、業績は悪化の一途を辿っている状態。ほかのファーストフードに比べて鶏肉の原価率が高いために価格が下げにくく、食べにくさや大量に食べる人が少ないことから店内飲食に向かず、揚げ物が主力のためヘルシー志向の流れに乗れないと、今の時代にはかなり厳しいのは確かなり。でも、コ○助のようにケンタッキーは愛好家も多いだけに、なんとかこの苦境を乗り切って欲しいなりね。愛好家なら「数年ぶりに食べた」とか言わずに食べに行けと怒られそうなりが(笑)。

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