キノコの国内生産量が3年連続で増加。

2004/09/28 14:17 Written by コ○助

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「♪きのこのこのこ元気のこ〜エリンギ マイタケ ブナシメジ〜」と「きのこの唄」を口ずさむこともしばしばなキノコ好きのコ○助なりが、子どもの頃にはこの歌詞に登場するエリンギもマイタケも食べた記憶が無いなりね。それもそのはず、エリンギはもともと日本には生息せず、ヨーロッパや中央アジアに分布していたものを日本で人工栽培を始めたのが近年のこと。マイタケはもともと日本に自生するキノコなりが、これも人工栽培が確立したのが1980年代に入ってからのようなので、コ○助の子どもの頃の舌の記憶に残っていないのは当然なわけなり。昔はキノコといえばシイタケ、シメジ、エノキタケと相場が決まっていたなりからねぇ。

コ○助も数年前にエリンギが市場に出始めた頃からハマっているクチ。あの食感は危険なりよね。ほかのどのキノコとも似ていない、でもキノコらしさも失っていない、そんな素敵な新しい食感を運んでくれたエリンギ。コ○助はシンプルに縦にスライスしたエリンギをオリーブオイルで表面に焼き目が付くくらいに焼き、クレイジーソルトをパッパッとかけて食べるのが好物なりよ。もちろん、醤油を垂らして焼くのも美味しいなりねぇ。たまにグリーンカレーを作る時にもエリンギを入れてしまうなりが、煮込んでもシャキシャキとした食感が失われずに、グリーンカレーの味を吸い込んでこれがまた美味いことになるなりよ。あぁ、自作のグリーンカレーが食べたくなってきたなり。コ○助のグリーンカレーはキノコもたくさん入る特製……と、グリーンカレーの話は長くなるので、また別の機会に。

そんなエリンギ愛好家が急増しているのは数字にも表れているようで、イタリア料理ブームに乗るかたちで日本での生産量が年々増加。生産量は1999年(5,515トン)から4年間で5倍以上に急増しているというなり。5倍ってのは凄いなりね。でも、いまやどんな場末のスーパーに行ってもエリンギは並んでいることを考えれば、急激に消費が拡大している様子はうかがえるなり。

ちなみに、エリンギはブームとはいえキノコ全体に占める割合はまだまだ「御三家」には及ばない様子。キノコの「御三家」はエノキタケ、ブナシメジ、シイタケの3つで、いずれも日本で古くから人気のあるキノコなりね。エリンギやマイタケといった新興勢力はまだまだ全世代に人気が浸透しているわけでは無いので「御三家」には食い込めていないようなりが、これらの生産量が逆転するのも、もはや時間の問題なりか。あ、でもエリンギは鍋料理に使うというイメージが弱い分、「御三家」に食い込むにはまだまだ時間がかかるかも。鍋料理に入れられるキノコは、やはりポイント高いなりからねぇ。そう考えると、いち早くポスト「御三家」を狙えるのはオールラウンダーのマイタケのほうかもしれないなりね。

皆さんはキノコ好きなりか? 秋はキノコの美味しい季節。低カロリーでビタミンやミネラルが豊富なキノコをモリモリ食べましょうなり!

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