ソニー、携帯オーディオプレーヤーでMP3に対応へ。

2004/09/27 07:48 Written by コ○助

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アップル・コンピュータの「iPod」を手にしながらも、本当はソニーのHDDオーディオプレーヤーが欲しかった、なんて人も意外と多いかもしれないなりね。コ○助も長年ソニー製品を愛してきた一人として、同じく愛していたアップル・コンピュータとの間で大きく心が揺れたなりが、結局は「iPod」を選ぶことに。やはり、その決め手はMP3に対応しているか否か、という点が一番大きかったと思うなり。

まあこれはソニーがシリコンオーディオプレーヤーに参入した頃から、ずっと引きずっている悩みなので、コ○助はこれまでも何回か葛藤を繰り返してきたなりよ。でも、結果としてこれまで一度もソニーのオーディオプレーヤーの類には手を出さずに来てしまったなりね。ごめんなさい、ソニー。愛していると言いつつも、ソニーにはお金を落とさずに……。どうしても転送の際に一度パソコンで変換する必要があるATRAC3形式には抵抗を覚えるばかりで、全然物欲がうずかないなりよ。ATRAC3形式でなければ、デザイン的にも物欲を刺激する製品が多いので、すぐに購入していたと思うなり。

コ○助と同じような葛藤の末に、ATRAC3形式を理由にソニーのオーディオプレーヤー購入を断念した、という人は日本だけでなく海外でも多いようで、アメリカで今夏発売されたHDDウォークマン「NW-HD1」の評価はあまり芳しいものでは無かったのだとか。こうした消費者の声は当然ソニーにも届けられ、検討はされていたようで、どうやら従来の「MP3拒否」の姿勢から「MP3を直接サポートする」方針に切り替えるというなりよ。そういえばウォークマンのラインとは違うなりが、今年6月に発売されたHDDマルチプレーヤー
「HMP-A1」もMP3ファイルの再生に対応するなど、弾力的に柔軟な姿勢に変化してきているのかもしれないなりね。

ソニーは年末までにヨーロッパで発売するフラッシュメモリベースのオーディオプレーヤー(ネットワークウォークマン?)をMP3対応にする予定で、その後アメリカでも同様の製品を発売する計画があるというなり。この流れを受けて、日本でも本格的にMP3対応の方針が採用されるのも、時間の問題っぽいなりね。来年以降発売されるソニーのオーディオプレーヤーは、一気に魅力が増しそうな予感なり。

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