日本テレビが新設した韓国ドラマ枠が惨敗。

2004/09/26 14:15 Written by コ○助

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「冬のソナタ」に端を発した韓国ブーム。メディアが「ヨン様」「韓流」と騒いでいるわりには、世の中は冷め切った反応だということに、すでに多くの人が気が付いてしまっているなりが、そんな中で9月から日本テレビが情報番組「さきどり!Navi」を打ち切ってまでスタートさせたのが「ドラマチック韓流」という、韓国ドラマだけを放送する枠。この韓国ドラマ枠の新設は韓国の新聞でも取り上げられ、「日本の各放送局が、韓国ドラマを輸入、放映するため競争する様相が繰り広げられるだろう」との需要予測が立てられたりもしたなりね。

ところがどっこい。「ドラマチック韓流」の第一弾として放送されたユンソナとウォンビンが主演している青春ドラマ「レディ・ゴー!」の視聴率が大惨敗だったというなりよ。なんでも「放送当初から2%台の前半をウロウロし、4回目以降は1.4%、1.5%、1.7%」と、まさに目を覆うような視聴率が並んでいたというなりね。韓国では「レディ・ゴー!」は常時40%近くも視聴率を取っていたおばけドラマらしいなりが、どうやら日本の視聴者には全くその面白さが伝わっていないようなり。

実は、コ○助もどんなドラマなのかが気になっていたので、何回か「レディ・ゴー!」をチラチラと見たことがあるなりよ。ちゃんと頭から最後まで見たわけでは無いので、それがいけないのかもしれないなりが、どうも80年代の再放送ドラマを見ているような感じで、のめり込んで見るのに抵抗を覚えるなりね(笑)。それと、日本ではバラエティー番組でしかお見かけしないユンソナが真面目に演技している姿に、若干の違和感を感じるのはコ○助だけでは無いはずなり。まあ韓国ではもともと女優さんなので、「レディ・ゴー!」で見せる姿が本来のユンソナなのだとは思うなりが……。

「冬のソナタ」以降、多くのバイヤーが韓国ドラマの買い付けに走ったようなりが、ほかにヒットと呼べるような作品もなく、韓流も尻すぼみ状態。「ドラマチック韓流」の枠はどうやら1年間の放送枠のようなので、早くテコ入れしないと完全に死に枠になってしまうなりよね。一応、日本テレビも現在の字幕放送をやめて吹き替えにする方針を固めているようなりが、それもすぐに、というわけにはいかない上に予算もかかることから、完全に採算の合わない枠になってしまいそうな感じなりね。現在放送されているペ・ヨンジュン主演の「ホテリアー」や、今後続々と放送される予定の「韓国では大ヒットしたドラマ」がどの程度日本で受け入れられるのかに注目しておきたいところなり。

(追記)
どうやら「ホテリアー」は視聴率好調のようで、23日の放送では6.5%の視聴率を記録したようなり。ペ・ヨンジュンだけは、やはり人気があるということなりか。

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