ヌードでヨガは合法。サンフランシスコ市が判決。

2004/09/23 10:41 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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何が驚きかって。サンフランシスコでは公衆の面前でヌードになっても、それ自体は違法じゃないです。なんでも人通りの多い場所にて、それこそ一糸まとわぬ姿でヨガをしていた男性が訴えられていたのですが、不起訴になったとかで…。

ジョージ・モンティー・デイビスさんは「裸体ヨガ男」として一部ではかなり有名人だったそうです。観光客が多く訪れるフィッシャーマンズ・ワーフでよくヨガのデモンストレーションをしていました。しかし自由なスピリットのジョージさん、ヌードでそれをしていたものだから、周囲は驚いたの何の。

ところが。警察に苦情が相次いだものの、検察側の判断は「素っ裸になること事態は、違法ではい」でした。ヌードになっても、卑猥な行動を取らなければOKなんだそうです。公の秩序を乱すことにはならないんだとか。

アメリカでは一般的に裸体に関する拒絶反応が強いので、これは驚き。子供も目にする可能性があるテレビや出版物には、ヌードはまず登場しませんし、ジャネット・ジャクソンのスーパーボウルでの「ポロリ」事件が、大変な騒ぎになったのも記憶に新しいところです。それでも、ヌードでヨガは平気だなんて…。不可解。

あまりにも気になって調べてみたのですが、公然わいせつ罪としてヌードを禁止している州や都市は、意外と少ないことが判りました。州全体として法律があるのはアラスカ、コロラド、アイダホの三つのみ。その他インディアナポリス(インディアナ)やオーシャンシティ(メリーランド)などの都市にも該当する法律があるそうです。

ってことは、ミズーリ州じゃ禁止されてないってことか…。うーん。困った(笑)。

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