こんにちは、今週だけで3回も徹夜をするほど忙しい割には現実逃避で記事を書くエアロプレインです。作業をするときに必須なものといえば音楽CDだと思うのですが、ここ最近はCCCDの影響もあって国内CDを買う機会が激減していました。しかしながら、そんな現状が解決されるかもしれないニュースが突如飛び込んできました。

驚いたことにCCCDの普及を推し進めていたAVEXとSONYの2社が、これからは通常CD中心でのリリースに戻すというのです。特にSONYに関しては、レーベルゲートCDを全廃するようなことを言っており、今後は個人的に贔屓にしていたSMEのCDも安心して買えそうな雰囲気が漂っています。

なぜ今さらCCCDに対して消極的になったのでしょう？おそらく理由のひとつには、iPodなどのMP3オーディオの流行があるかと思われます。「MP3にできないCD＝買わない」という構図を持っているユーザも少なくないということに、企業側がやっと気がついたのではないでしょうか。もちろん他にもたくさんの事情があるであろうことは、想像に難くありません。

とりあえず僕たちが喜ぶべきは、普通の規格に沿ったCDが買えるようになる事です。買う時に余計なことを考えなくてもいいのです。まだ表明をしたのは（大手といっても）2社に過ぎませんが、この流れが続くようなら東芝EMIなども追従してくる可能性は十分にあります。今後のCCCD撤廃への動向は、間違いなく要チェックです。