阪神、広島の町田康嗣郎外野手を獲得へ。

2004/09/17 17:58 Written by コ○助

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代打の切り札・八木裕内野手が今季限りで引退することで、右の代打が手薄になってしまう阪神。現有戦力だと来季の右の代打候補は沖原佳典内野手、上坂太一郎内野手、中村豊外野手、立川隆史外野手くらいしかいないなりが、いずれも確実性に乏しく、代打の「切り札」とは言い難い面々なりよね。こうやって並べてみると、いかに八木選手の存在が大きかったかということを改めて痛感させられるなりが、だからといって来年も八木選手を現役続行させるつもりは球団には無いようなので、積極的に補強に動くようなりよ。

まだシーズン中だというのに、早くも白羽の矢が立ったのが広島の町田康嗣郎外野手。1991年にドラフト1位で広島に入団し、ファンから高い人気を誇るあの町田選手なり。なんでも、チーム事情から出場機会を得られない町田選手の「出場したい」という希望を叶えるために、広島も放出には前向きな姿勢のようで、17日には両球団の間で交渉が持たれるというなりよ。交換トレードではなく、どうやら金銭トレードとしてまとまる模様なり。阪神にとっては出血するものが何もないので嬉しいトレードなりが、広島ファンからはちょっと不満が漏れそうなトレードなりねぇ……。

今季の町田選手は開幕前に椎間板ヘルニアを患うなど、ケガもあってほとんど試合には出ておらず、6試合(5打数1安打)の成績に止まっているなりが、代打本塁打19本のセ・リーグ記録を持つほどの選手。また、どうやら今年は記録を伸ばすことは厳しそうなりが、1995年から2003年に渡ってプロ野球最多記録の「9年連続代打本塁打」を達成しているなりね。さらに「代打満塁本塁打」通算4本も、元オリックスの藤井康雄選手と並びプロ野球最多タイ記録。まさに、広島の、そしてセ・リーグを代表する代打の切り札と言える選手なわけなり。

まだ正式な交渉の結果が出たわけではないなりが、来季は阪神のユニフォームを着ることになりそうな町田選手。同年代で同じく元広島の金本知憲外野手がモリモリ働いているだけに、町田選手にも派手な活躍をして欲しいものなり。

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