最上位機種の「FOMA 900i」シリーズやスタンダード機種の「506i」シリーズに比べ、スペック的な特徴は無いものの、端末デザインの「遊び」が目立つようになってきた「25x
」シリーズ。高機能なカメラやアプリ関係は必要ないという割り切ったユーザーも多くいることから、「25x
」シリーズのニーズは依然として高いものがあるなりよね。また、セカンドケータイとしても人気を集めているようなり。

今回発表されたのは三菱電機製の「D253i」、NEC製の「N253i」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P253i」。それぞれの端末の特徴を簡単にまとめておくと。
【D253i】
・2段階に変化するスライドボディを採用
・32万画素のCCDカメラ
・2インチ、26万色表示のTFD液晶
・本体色は「azzurro（アズーロ）」「rosso（ロッソ）」「aurino（アウリーノ）」の3種類

【N253i】
・「N252i」のマイナーチェンジモデル
・31万画素のCMOSカメラ
・1.9インチ、65,536色表示のTFT液晶
・本体色は「ブーケピンク」「シュガーホワイト」「エアブルー」「アイスシルバー」の4種類

【P253i】
・「P252i」のマイナーチェンジモデル
・31万画素のCMOSカメラ
・miniSDカードスロット搭載
・1.9インチ、65,536色表示のTFT液晶
・本体色は「ピュアホワイト」「ピュアブルー」「ピュアブラック」「ピュアピンク」「ピュアイエロー」

3機種の中で最も驚かされるのは、フルモデルチェンジした「D253i」。ボーダフォンの三洋製端末「V801SA」や「V401SA」などには見られる、折りたたみでもストレートでもない、スライド式の機構を採用した端末なりね。通常時のサイズはソニー・エリクソン製の「premini」をやや大きくした程度の大きさなりが、スライド式を採用することによってキーの大きさを確保するなど、随所にこだわりが感じられる端末に仕上がっているなり。また、スライドするとカメラが起動するなど、細かい仕掛けがちょっとサイバーな感じで素敵かも（笑）。

「253i」シリーズはカラーバリエーションにもこだわっているようで、「D253i」が3種類、「N253i」が4種類、「P253i」が5種類と、3機種で12色も用意しているなりね。ここら辺はユーザーの選択肢が増えるという意味で、かなりポイントが高いのではないかと。高機能な機種も良いなりが、こういった個性的な端末も、ぜひチェックしてみて下さいませ。