コ○助はあまりホラー映画は観ないほうなりが、それでも「『エクソシスト』はしっかりと観ておかねば」と腹を決めて、数年前に観に行ったなりね。例に漏れずコ○助も大きな衝撃を受け、もう月日も経っているというのに、いまだに鮮明な記憶が残っているなりよ。ほんと、間違って子どもの頃とかに観なくて良かったなり（笑）。子どもの頃に「エクソシスト」に出会ってしまっていたら、絶対トラウマになっていたなりね……。

この「エクソシスト」は名作と誉れ高いなりが、シリーズ、もしくは関連作品として製作されたほかの作品に関しては、それほど良い評判は聞かないなり。まあちょっと乱発され過ぎた感もあるので、結局どの作品も「オリジナルを超えることはできなかった」というレッテルを貼られてしまったのだと思うなりが、単純に「エクソシスト」と名前の入っている作品を列挙してみると。
1973年　エクソシスト（アメリカ）
1977年　エクソシスト2（アメリカ）
1988年　エクソシストの謎（イタリア）
1988年　ファイナル・エクソシスト/悪魔の封印（アメリカ）
1990年　エクソシスト3（アメリカ）
1998年　エクソシスト 最後の霊戦（香港）
2000年　エクソシスト/ディレクターズ・カット版（アメリカ）
2000年　エクソシスト/トゥルー・ストーリー（アメリカ）
2004年　エクソシスト　ビギニング（アメリカ）

基本的には「エクソシスト1〜3」はシリーズというくくりにしても、他の作品は「神父vs.悪霊」という構図を拝借しただけの模倣作といった感じなりか。10月に公開される「エクソシスト　ビギニング」は正統なシリーズの最新作という位置づけで、最初の「エクソシスト」の前に来るエピソード1的な作品だというなり。オリジナルのシリーズと関連性があるなら、ちょっと観てみたい気も。

「エクソシスト　ビギニング」の監督を務めるのは、意外にも大物のレニー・ハーリン監督。あの「ダイ・ハード2」や「クリフハンガー」の監督なり。ただ、Yahoo! ムービーの解説に「『カットスロート・アイランド』『ロング・キス・グッドナイト』『ディープ・ブルー』と一本調子な演出が飽きられ低迷期を迎えている」とあるように、近年はあまりヒット作に恵まれていないなりね。「ディープ・ブルー」はいろいろな意味で絶句した作品だったなりねぇ（笑）。シャクッ！　と。もうほんと、シャクッ！　というシーンだけ印象的だったなり……。観た人はそれだけで言いたいことは伝わるはず。「ダイ・ハード2」が大好きだっただけに、非常にガクッとさせられた記憶があるなり。

でも、「エクソシスト　ビギニング」は8月にアメリカで公開され、興行収入ランキングの初登場1位を記録したようなりよ。配給元の関係者も日本では「1作目の2倍、興行収入20億円を狙う」と意気込んでいるようで、かなり本気でヒットを狙っているなりね。コ○助も怖いのイヤなりが、観に行ってみるなりかねぇ。観に行くなら「エクソシスト2」や「エクソシスト3」くらいはちゃんと観てから行きたいような気もするなりが、やっぱり怖いのイヤなりねぇ（笑）。どうしたものか……。