「最もお買い得だった10人」に大塚&高津投手がランクイン。

2004/09/11 14:52 Written by コ○助

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メジャーリーグもシーズン終盤。プレオーオフに進出できる球団、できない球団の悲喜こもごもが伝わってくる時期になってきただけに、シーズンのまとめ的な話題が出ているなりね。スポーツ専門ケーブル局のESPNでは、現在活躍するメジャーリーガーの中で「今季、最もお買い得だったフリーエージェント(FA)選手10人」と題した特集が組まれているなりよ。そして、6位にパドレスの大塚晶則投手、7位にホワイトソックスの高津臣吾投手がランクインしているようなり。

大塚投手は昨年オフにポスティングシステムでパドレスが30万ドルで落札、2年総額185万ドル(約2億165万円)で契約をしたなりね。日本では近鉄時代に守護神として活躍、最初のポスティングシステムに失敗して中日に移籍したあとも51試合に登板し、1勝3敗17セーブ、防御率2.09の堂々たる成績を引っさげてメジャーに乗り込んだわけなりが、メジャーでの活躍については懐疑的に捉える向きも少なくは無かったなり。ところが、セットアッパーとしてスタートした今季の大塚投手は、9月8日現在、62試合に登板、6勝2敗2セーブ、防御率2.12という抜群の成績。ある球団関係者のコメントとして「大塚の働きぶりはすばらしく、FAリストの中でも上位にランクインする選手だ」と紹介されるなど、他球団も大塚投手の実力を認めているほどなりね。確かに、年俸1億円でこれだけ登板して、これだけ安定した成績を残していればお買い得感は高いかも。

一方の高津投手は昨年オフにFA権を行使してホワイトソックスに1年100万ドル(約1億700万円)の契約で入団。「日本のセーブ王」の冠を引っさげてメジャーに乗り込んだものの、今年36歳という年齢から活躍を不安視する声が多かったなりが、見事にそんな不安を吹き飛ばす活躍を見せてくれたなりよね。今季はセットアッパーからスタートし、シーズン途中でストッパーに昇格。9月9日現在、53試合に登板、6勝3敗17セーブ、防御率2.44の成績を残しているなり。こちらも大塚投手同様、年俸1億円でこの成績は確かにお買い得。

今オフには阪神の藪恵壹投手のメジャー移籍が確実視され、近鉄の中村紀洋内野手のメジャー移籍もまことしやかに語られ始めているなりよね。日本での実績、年俸がメジャー1年目の年俸にはあまり反映されないことが「お買い得感」を演出しているなりが、果たして来年は誰が「お買い得だった」と総括されることになるなりか。どの選手も頑張って活躍して欲しいものなり。

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