辻口博啓シェフのラスク専門店「和楽紅屋」がオープン。

2004/09/08 22:45 Written by コ○助

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東京・自由が丘のパティスリー「Mont St. Clair(モンサンクレール)」や「自由が丘ロール屋」、六本木ヒルズのチョコレート専門店「Le CHOCOLAT DE H(ル ショコラ ドゥ アッシュ)」など、洋菓子界でその名を知らない人はいないというほど高い人気を誇るカリスマパティシエの辻口博啓氏。あまり甘いモノを食べないコ○助も当然その名前は知っているし、実際に食べたことがあるなりが、人気になるのが頷ける味だったなりね。今年5月にはNHKの人気番組「トップランナー」に出演するなど、洋菓子界だけにとどまらず、各業界が注目する人物なり。

辻口氏の簡単な経歴を紹介しておくと。

1967年3月24日、石川県生まれ。和菓子屋の長男として生まれた辻口氏は、幼いころから和菓子の世界に魅力を感じていたものの、小学校のときに友だちの誕生パーティで食べたケーキの味を忘れることができず、パティシエを目指すことに。18歳のときに都内のフランス菓子店で修業を始め、南フランス・ラングドック地方の「パティスリー・ベルダン」などで修業。お菓子のワールドカップこと「クープ・ド・インターナショナル」の世界大会に日本代表として4度出場し、優勝を含め多くの賞を獲得している、世界的なパティシエ。

そんなカリスマ、辻口氏が新たに手がけるのが、意外にもラスク専門店。しかも「和楽紅屋」の店名のとおり、味噌や胡麻、しょうゆなどの「和」の素材を使った、江戸情緒漂うお店なりね。「和楽紅屋」が提案するのは「“和ラスクに餡をディップする”というスタイル」。ラスクに小豆を炊いた餡をジャム感覚で付けて食べるという、有りそうで無かった食べ方を提案しているなり。ちょっとお茶請けに美味しそうじゃないなりか。

「和楽紅屋」ではラスクのほかに「カシス&ショコラ」「バニラ&餡」といった新しい組み合わせの水饅頭や、キャラメルを使った焼き菓子なども用意しており、単なる和菓子屋ではないニオイがプンプン。そこら辺は、さすが洋菓子界のカリスマが手がける和菓子屋、といった感じなりね。お菓子大好きな人は、ぜひチェックしてみて下さいませ。

☆「和楽紅屋」
世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S・C B1

【玉川高島屋の紹介文】
1997年お菓子のワールドカップ“クープ・ド・モンド”で日本人初の個人優勝を果たし、行列の絶えないケーキ店・自由が丘「モンサンクレール」のオーナーシェフ・辻口博啓氏がこの度、百貨店初のショップとしてプロデュースするのは、和の素材を使ったラスク「和ラスク」のお店。しょうゆやごま、味噌、ゆずなど、和の素材を用い季節を感じる品揃え。彼が新しく提案する“和ラスクに餡をディップする”というスタイルは、ギフトとしてもお使いいただけます。ラスクの概念を覆すおいしさを、ぜひ味わってみてください。町家造りの店内で、着物姿のスタッフがあなたをお待ちしています。

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