警察官主催のパーティでマリファナ販売し逮捕。

2004/09/08 20:53 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ドイツでのお話。

とある17才の少年が、複数の友人とともにスポーツバーで開かれていたパーティに潜り込みました。このパーティ、実はとある団体が貸し切りで開いていたプレイベートなパーティだったんですよね。そう言う場所に、自分も参加者だよと言った顔で入り込み、タダで飲み食いするのを「パーティ・クラッシャー」と呼ぶそうですが、まあ彼らもそんな人達だったに違いない。

しかし人のお金で飲み食いするだけに飽き足らず、この少年ときたら、その場でちょっとお小遣い稼ぎもしようとしたらしく…。なんと自分が持っていたマリファナを堂々と周りの人達に売ろうとしたんだそうです。

しかしこのパーティ。少年にとっては大変運の悪い場所でした。実は同僚の誕生日を祝おうと、警察官が主催したパーティだったのです。もちろん私服の装いだったのではた目には判らなかったでしょうけど。そんな事とはつゆ知らず、

「タバコよりもっと強いのあるよ。いる?」

とマリファナの包み出して見せびらかしたら、そりゃ逮捕されます。ちょっと、部屋のすみっこまでおいでー、と呼ばれてその場で手錠をかけられたとか。この少年に対し、

「気の毒だが、客を見る目がなかったのでしょう」

と、地元の警察署の声明も同情的だったそうです(笑)。

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