巨人のロベルト・ペタジーニ内野手、今季限りで退団へ。

2004/08/30 14:53 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


1999年にヤクルトに入団して以来、圧倒的な存在感で活躍を続けてきたペタジーニ選手なりが、昨年巨人に移籍してからは控えに回ることもしばしばなりよね。あれだけの打棒を持っているものの、清原和博内野手との兼ね合いで出たり出なかったりという状況になるのはいかにも巨人らしいなりが、そんな状況でも8月29日現在101試合、打率.286、25本塁打、75打点の成績を残しているのはペタジーニ選手の底力という感じもするなり。

ただ、ペタジーニ選手の今季年俸は、外国人選手としても異例の高給である約7億2,000万円。今季の成績はこの高額の年俸に見合う成績とは言い難く、また、昨年オフに手術した左ひざの状態が思わしくないことから、巨人は今オフにも解雇する方針だというなり。もったいない気もするなりが、巨人は昨年オフに獲得したタフィ・ローズ外野手が打ちまくっているだけに、ペタジーニ選手の存在がかすんでいるのは確かなりよね。まあ今の成績だったら、3億円でももらいすぎなくらいなりか。

簡単に、ペタジーニ選手のこれまでの成績を振り返っておくと。
1999 ヤクルト 134試合、打率.325、44本塁打、112打点
2000 ヤクルト 136試合、打率.316、36本塁打、96打点
2001 ヤクルト 138試合、打率.322、39本塁打、127打点2002 ヤクルト 131試合、打率.322、41本塁打、94打点
2003 巨人 100試合、打率.323、34本塁打、81打点
2004 巨人 101試合、打率.286、25本塁打、75打点(8月29日現在)
☆獲得タイトル→ベストナイン(1999〜2001)、ゴールデングラブ(2000、2001)、本塁打王(1999、2001)、セリーグMVP(2001)、打点王(2001)

ヤクルト時代に比べると、成績がカクンと下がっているのは否めないところ。タイトルを獲得したのもすべてヤクルト時代だし、巨人に移籍してダメになる選手の典型と言えるなり。まあダメ、というほどの成績では無いなりが、物足りないのは明白なりよね。

巨人とペタジーニ選手はすでに水面下で代理人を通じて下交渉に入っているようなりが、一応巨人側は5億円ダウンの年俸2億円+出来高くらいならば、来季の契約にも応じる構えのようなり。ただ、5億円ものダウンは実質解雇通告に等しく、プライドの高いペタジーニ選手側が受け入れるとは思えないだけに、このまま退団する可能性が高そうなりね。ワガママぶりが伝えられることも多いペタジーニ選手を積極的に獲得しようという他球団も無いだろうし、このまま日本球界から姿を消すことになるかもしれないなりね。ちょっともったいないとは思うなりが……。

今オフのペタジーニ選手の動向に注目なりね。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.