米HP版「iPod」の発売開始。

2004/08/29 14:39 Written by コ○助

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今年1月、ラスベガスで開催された「International CES 2004」の会場で電撃的に発表された米HP(ヒューレット・パッカード)版の「iPod」。HPは「iPod」をアップル・コンピュータからOEM供給を受けると共に、今後発売するすべてのパソコンに「iTunes」をバンドルすることを発表したなりね。基調講演でHPのカーリー・フィオリーナ会長兼CEOが高々と掲げた右手には、誰も見たことがなかった「青いiPod」があったなり。

あれから半年以上が経過し、すでに存在を忘れていたという人もいるかもしれないなりが、ようやくアメリカでHP版「iPod」が発売されたなりよ。早速、HPのホームページで製品をチェックすると……あれ、青くない(笑)。青いことがHP版「iPod」の存在証明なのだと思っていたなりが、実際に発売されたのはアップル・コンピュータが普通に販売しているのと同じ、白い「iPod」だったなり。「iPod」の裏側の写真が見当たらないのでハッキリとしたことは分からないなりが、フラッシュムービーでチラッと見えたところでは、どうやら「iPod」の裏にはアップル・コンピュータの林檎マークと、HPのロゴが両方入っているようなりね。アップル・コンピュータ版とHP版のハード的な違いはそこだけなりか。青い「iPod」も可愛かったので、ちょっと残念。

ただ、HPは自社製品のプリンターを活用して「iPod」を装飾することを提案。「HP Printable Tattoos」というステッカーを用意し、好きな写真や絵をプリンターで印刷、それを「iPod」に貼ってオリジナルの「iPod」を作ることができるスキンを採用したなりね。これは良いかも。「iPod」はただでさえ傷や指紋が付きやすく、ユーザーの不満点にもなっているだけに、スキンを付けることでそういった問題も解決した上に、カラフルな「iPod」にできるのは良さそうなりよね。スキンは自作するだけでなく、アーティストが作成したスキンも提供されるようなので、なかなか楽しそうな提案だと思うなり。

このHP版「iPod」は日本での発売も予定されており、一応「今年秋」には投入すると発表されているなりね。アメリカでの発売が予定よりも若干遅れたので日本での投入もズレる可能性は高いなりが、スキンが使える「iPod」に興味を持つ人もいるだろうし、早く投入して欲しいものなり。

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