「踊る大捜査線」シリーズ番外編の映画「交渉人 真下正義」。

2004/08/26 10:21 Written by コ○助

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大人気の「踊る大捜査線」シリーズは、重要な役どころで人気もあった和久平八郎役のいかりや長介さんが他界してしまったため、新作が製作されるのか、製作されるとしたらいつになるのかはまだ全然分からない状態。他のメンバーは健在だし、話はどうにでも作りようはあると思うのでいずれ新作は登場するとは思うなりが、それまでのつなぎとして、「踊る大捜査線」シリーズの中でユースケ・サンタマリアが演じている警視庁初の交渉人という設定の真下正義警視を主人公に据えた、番外編的な映画が製作されることになったなり。

「交渉人 真下正義」と名付けられたその作品の舞台は「踊る大捜査線」の1年後。「東京の地下鉄の最新鋭の1両が何者かに乗っ取られ迷走を始める。乗降客600万人の命が危険にさらされる中、犯人が交渉の窓口として指名してきたのが、ユースケ扮する警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)の真下警視だった」というストーリーになるようなり。一連のシリーズの脚本を担当している君塚良一は監修に回り、新鋭の川誠志が手がけることに。

脚本以外の主要なスタッフは「踊る大捜査線」シリーズのスタッフがそのまま担当。プロデューサーには亀山千広、監督には本広克行監督。ほかの共演者に関しては「ここで発表するとユースケの名前がかすむ」という理由で発表されなかったなり(笑)。12月まで正式に発表されないようなりが、どうやら撮影自体は10月から開始、12月には終わるスケジュールのようなので、いずれ断片的に情報が伝わってくることになるのではないかと。

それにしても比較的寡作の本広克行監督が最近急に精力的。「交渉人 真下正義」のほかにも、現在タイムトリップを題材にした新作「サマータイムマシン・ブルース」(出演:瑛太、上野樹里)の製作もスタートしているなりね(公開は来年夏の予定)。「踊る大捜査線」シリーズだけでなく、「スペーストラベラーズ」や「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS」といった素敵な作品も世に送り出している本広克行監督なので、「交渉人 真下正義」も「サマータイムマシン・ブルース」も大いに期待したいものなり。

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