阪神の岡田彰布監督、一貫性に欠ける発言が物議を醸す。

2004/08/24 18:38 Written by コ○助

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一時は優勝争いをしていた阪神も、恒例の夏のロードに出てからはズルズルと成績が後退。8月24日現在、49勝55敗1分の4位という成績で、3位ヤクルトとのゲーム差も4ゲーム開くなど、Aクラス入りも非常に厳しい情勢になってきているなりね。それどころか、今日から始まる苦手の横浜との3連戦次第では5位転落の可能性も十分という、実に情けない状況となっているなり。あぁ、なんだか勝てる気がしないなりねぇ。

昨年優勝したチームとほとんどメンバーは入れ替わっていないのに、現在のこの体たらく。コ○助のみならず、悲しみに暮れる阪神ファンは多いなりよ。選手の力が突然総崩れするわけがないので、責められるべきはやはり昨年とガラッと入れ替わった首脳陣のほう。選手のモチベーションを引き出せない岡田監督以下、コーチ陣の犯した罪は重いと思うなり。それにしてもこんな結果になっているから言うわけではないなりが、星野前監督は優勝した綺麗な身体のまま退陣するあたりが、自分の経歴を汚さない方法を心得ていて上手いなりよねぇ。

岡田監督に対しては最近になってチーム内にも不協和音が出てきているようで、スポーツ新聞の紙面を賑わすことが増えてきたなりね。特に、最近話題になっているのは21日に行われたヤクルト戦での不可解な投手起用を巡るチーム内からの不満の声。どの記事も実名が出ているわけではないので信憑性についてはどの程度か分からないなりが、この試合の投手起用法はファンの間でも異論が噴出していたなりよ。どのような経緯があったのかを簡単にまとめると。

・阪神はストッパーの安藤優也&ジェフ・ウィリアムス両投手を五輪に派遣している。
・そのため、この期間中のストッパーは久保田智之&藤川球児両投手で回すというのが基本方針だった。
・岡田監督も「今、一番信用しているのは藤川。期待したいのは久保田。一番大事な場面はこの2人」と発言。
・21日のヤクルト戦、久保田投手の好投の後、延長11回表に阪神が勝ち越し、11回裏に登板するつもりで藤川投手が準備を進めていた。
・11回裏を押さえれば阪神の勝ち。当然大事な局面で起用されるのは藤川投手だと誰もが思っていたものの、岡田監督がコールしたのは「ピッチャー、モレル」。
・結果、モレルが打たれ同点。12回表に阪神が再び勝ち越したので試合には勝ったものの、後味の悪いゲームとなった。

この一件について、サンケイスポーツにはチーム関係者の言葉として、こんな発言が紹介されているなり。「あれほど球児が抑えと言っていたのにね。言葉が軽すぎるね。誰だってやる気をなくす。ウチの投手陣はやる気の面で崩壊してしまった」。また、「継投ミスに対する苛立ちを露骨に表情に出す選手もいた」と、試合後の様子を伝えているなり。

このほかにも、岡田監督の「公約」はことごとく破られているなり。その最たるものは開幕前に宣言をしていた「鳥谷を140試合起用し続ける」。開幕スタメンに名を連ねた鳥谷選手は、プロの水になかなか慣れることができず、たった6試合でスタメンから外れることになったなりね。この時にも「あれれ?」と岡田監督に対して疑問を持った人も多いと思うなりが、できない約束なんてしなけれあ良いのに、と思うのはコ○助だけではないはずなり。

監督就任1年目にして不況和音渦巻く岡田阪神。ほかの選手起用法や采配にも疑問を抱かざるを得ない局面が非常に多いだけに、岡田監督の任期の3年もの間、ファンが我慢していられるかどうか……。シーズン終了まで残り35試合。この35試合の采配次第では、ひょっとするとオフに恒例のお家騒動が勃発、なんてこともあるかもしれないなりね。個人的には、もう辞めていただきたいなり……。

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