都心の郵便局、24時間営業へ。

2004/08/23 16:47 Written by コ○助

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昨年4月に日本郵政公社がスタートしてから、矢継ぎ早に様々な改革が実施されてきたなりが、今度は郵便局の24時間営業が年内にも開始されることになったようなり。これまでも郵便物を集配する大型の郵便局には24時間対応の夜間窓口を設けているところもあったなりが、年内に開始が予定されているのは郵便、郵便貯金、簡保の窓口サービスといった金融を含めた窓口業務全般を24時間提供するというもの。最初は東京・新橋の郵便局からスタートし、徐々に東京の繁華街(渋谷、新宿など)に拡大。効果が見られれば、東京以外の大都市でも24時間営業を実施する計画のようなり。

24時間営業に踏み切る理由について日本郵政公社の幹部は「待ちの姿勢を、自ら顧客を呼び込む攻めの姿勢に変える戦略の一環」と語っているなりが、実際どこまで効果があるかは未知数。郵便サービスに限っていえば、今年11月からはローソンでゆうパックの取り扱いが始まるので、実質24時間営業の郵便窓口が街の至る所にできるようなもの。切手はこれまでも販売しているし、ポストもあるなりからね。しかし、そう考えるとコンビニでゆうパックが扱われるのって、相当便利なことなりねぇ。コ○助の家からは郵便局よりもローソンのほうが近いので、ガンガン利用してしまいそうな予感がするなり。なので、仮に郵便局が24時間営業になったとしても、郵便サービスに限ってはそれほどメリットは感じられないかも。

そういう意味では、やはり今回の24時間営業化の目玉は金融に関する窓口業務のほうなりか。「ゆうちょ」や「かんぽ」に関する業務全般が24時間提供されるというのは、銀行や保険会社にしてみれば脅威になりうるなりよね。夜中にわざわざ金融に関する相談をしてくる人はそうはいなそうなりが、会社が終わったあとの時間帯にも郵便局が開いているというのは便利この上ないことかもしれないなり。多くの郵便局が17時まで(金融業務は16時まで)に閉まる現状がちょっと不便すぎるので、こういった営業時間の改善はユーザーフレンドリーでポイントが高いなりね。

「官」から「民」に変わり、質が向上し始めている郵便局の各種サービス。まだまだ不満なところは挙げたらキリがないなりが、以前に比べればずいぶんと利便性が高まったのは事実。これからも頑張って、良いサービスを提供して欲しいものなり。

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