酒を飲まない若者が急増、原因は?

2004/08/23 07:09 Written by コ○助

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Narinari.comの読者は若者と呼ばれる世代の人が多いと思うなりが、皆さんはお酒はどれくらい飲むなりか? コ○助は大学生の頃にはビールだったジョッキ一杯、サワーでも2杯飲むのが精一杯というほどお酒が弱かったなりが、気が付くと年々酒量が増加。最近は毎晩のように自宅でコロナビールを飲んでいることもあって、徐々にお酒に強くなってきたのか、結構量も飲めるようになってきたなり。まあ、そうは言ってもあんまり度数の強いお酒は飲めないなりが。と、いうか怖くて飲まないようにしているなり(笑)。身体が拒絶反応を示しそうで……。

大学の頃を思い返してみると、コ○助よりも上の世代の人(OBやOGも含む)は、酒豪が多かったように思うなり。もともと文系サークルのくせにノリが体育会系的なサークルだったこともあるなりが、合宿などに行くと浴びるように飲んでいた感じ。酒まみれになって大の字になって寝ている人も結構いたなりからねぇ。新入生歓迎のコンパなんかは、たらいに日本酒を並々と次いで一気飲みさせるという通過儀礼もあったなりが、コ○助たちの代はこの通過儀礼に拒絶反応を示す人が多く、コ○助たちの次の代からは「悪しき伝統」として廃止されたなりね。今思うと、ちょうどコ○助たちの代はまさに「酒を飲まない若者」の世代に突入したあたりだったのかもしれないなり。

データ的に見ると、20代の飲酒率は年々右肩下がりの状態が続いており、10年前に男性87.6%、女性78.0%だったものが、昨年は男性73.1%、女性67.2%と、男女ともに15%前後も下落しているなりね。こうした状況について居酒屋チェーン「村さ来」の宮崎泰豪東京営業部長は「最近、酔いつぶれる若者がめっきり減った」「数年前まではサークルなどの宴会が多く、イッキ飲みが当たり前だった。ここのところ宴会が減り、少人数のグループや合コンで騒がずに飲む姿が目立つ」と肌で感じているのだとか。

では、なぜ酒を飲まない若者が増えているのか。その点について、朝日新聞に博報堂生活総合研究所の原田曜平研究員による分析が載っているなり。それによると、最近の若者はお酒によって得られる「仲間との連帯感を深められる」「自分を忘れてバカになれる」「ストレスを発散してリフレッシュできる」という3つの効用を必要としなくなってきている、と。完全に賛同するわけでは無いなりが、自分の周りの友人を見ても、そんな雰囲気は確かに有るかもしれないなり。コミュニケーションツールとしてのお酒は依然として必要なものだと思うなりが、それはあくまでも「お酒の場」が必要なだけで、酒量を求めてはいない感じはするなりね。そういう意味では、酔いつぶれる若者が減ったとか、バカになるまでお酒を飲まなくなった、というのは分かる気がするなりよ。

皆さんはどうなりか? お酒を飲む機会や量は減っていると感じることはあるなりか? まああまり量を飲んでも身体に悪いのは明白だし、ほどほどにたしなんで楽しむのが良いなりよね。皆さんも身体に気を付けながら、楽しいお酒を飲みましょうなり。

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