あれ？　まだ発売されていなかったのか、という感じもするなりが、どうやら6月25日に発売される予定だったものが、8月27日に延期となっていたようなり。もうすっかり見たい夢を見て「夢見工房」を満喫している人が続出しているのかと思ったら、そんなこと無かったなりね。

今年1月に発表されたときには結構大きく騒がれた商品なのでご存知の人も多いと思うなりが、発売目前なので改めて「夢見工房」がどのような商品なのかをおさらいしておくことにするなり。「夢見工房」は前述のとおり、「見たい夢を見られる」をコンセプトにした夢のような商品。見たい夢に関連した写真を「夢見工房」にセットして就寝すると、リラクゼーション効果のある香りを漂わせ、レム睡眠に入ったときに見たい夢のテーマに合った音楽がそっと流れてくるというもの。「夢見工房」は決して夢をコントロールできるような商品というわけではなく、見たい夢を見るための環境を整えるための商品と言えそうなりか。

そんな「夢見工房」なりが、発売前のイベントとして新聞記者などを集めて実験会が一晩かけて行われたようで、その模様をサンケイスポーツの記者が赤裸々にレポートしているなりね（笑）。ちょっと面白かったのでご紹介を。

「33歳・独身記者が熱望したのは、フジテレビ『ニュースJAPAN』の滝川クリステルアナ（26）とアテネ五輪野球決勝を現地球場で観戦しながらデート。長嶋ジャパンが接戦をサヨナラで制し、抱き合って喜ぶ感激ストーリーをお願いした」

なかなか小恥ずかしい内容の夢を希望しているなりよね。でも、見たい夢なんて、きっと誰でもそんなもの。この記者には好感が持てるなり（笑）。この夢を見るために写真などを用意、8時間の睡眠に入るなり。そして、記者が見た夢とは。

「登場はズバリ五輪会場。しかし四角い競技場は柔道か水泳を思わせる。試合開始の場面で場内は口笛と拍手で一色。しかし隣には滝川アナではなくいつもの飲み仲間（男ばかり）。女っ気といえば、会話のテーマがキャバクラ嬢−と普段の生活と変わらなかった」

一番のお目当ての滝川クリステルアナは残念ながら出てこなかったようなりが、五輪会場に立つという点は的中。記者はしょんぼりのようなりが、全然関係ない夢を見たわけでは無いという意味では、「夢見工房」は威力を発揮したといえるかもしれないなり。ただ、この記者は実験の直前に柔道の金メダル獲得シーンをテレビで見ていたというので、本当に「夢見工房」の力かどうかは定かではないなりが（笑）。

以前、「発掘！あるある大辞典」で「夢」がテーマだったときに、「寝る前に見た写真やビデオ、本などが1回目のレム睡眠でみる夢の中に取り込まれる可能性はかなり高い」という趣旨の話が出ていたなり。そういう意味では「夢見工房」は理にかなった商品。コ○助も一度は試してみたいなりねぇ。価格は15,540円。初年度の販売目標は30万個とかなり強気の設定なりが、果たして「夢見工房」は売れるのか。皆さんの物欲はうずくなりか？（笑）。