「週刊少年ジャンプ」の連載やフジテレビ系で放送されたアニメ版などを通して、今なお根強い人気を誇る「北斗の拳」。コ○助は年齢的にリアルタイムに連載を読んでいたクチなので、小学校の休み時間には「北斗の拳ごっこ」をやっていたものなりよ。同様の遊びとしては「聖闘士星矢ごっこ」や「キン肉マンごっこ」が流行っていたなりが、コ○助は「北斗の拳ごっこ」が一番好きだったなりね（笑）。何をして遊ぶのかと言えば、単に自分がキャラクターの名前を名乗り、得意技の真似をして戦うという、実に小学生らしい遊びだったなり。

コ○助のお気に入りのキャラクターはダントツで「雲のジュウザ」だったなり。南斗五車星の中では最もカッチョイイので、ジュウザに惚れたのはきっとコ○助だけでは無いはず。「北斗の拳」に出てくるキャラクターの中では、ひょっとしたらケンシロウやラオウより人気があるかもしれないなり。「我が拳は我流。故に誰にも読めん」。うひょー、今思い出してもカッチョイイなり（笑）。と、少々マニアックな話は適当なところで終わらすとして。

「北斗の拳」は、ご存知のとおり身体が破裂してグチャグチャになるなど、非常に残酷な描写が多いのも特徴。それだけに、実写化は不可能と言われ続けてきた作品だったなりが、1995年にハリウッドで実写映画化されているなりね。そのこと自体は結構有名な話なので、実際に実写映画版を観たことがなくても、存在くらいは知っている人は多いのではないかと。コ○助も残念ながら実際には観たことが無いなりが、レンタルビデオ店でパッケージを眺めたことはあるなり。仲村トオル夫人の鷲尾いさ子の名前を見つけて、ビックリした記憶が（笑）。

実写映画版の「北斗の拳」は、商業的にあまり成功しているとは言い難いトニー・ランデル監督の作品。プロデュースに渡邊亮徳＆一瀬隆重という日本人の名前も見えるので、ハリウッド映画というよりは、日米合作作品というのが正しいかもしれないなりね。 ジャッキー・チェン主演の「シティハンター」にも出演していたゲイリー・ダニエルズがケンシロウ役。鷲尾いさ子はユリア役で、唯一の日本人キャストとして奮闘しているようなり。

作品の内容は「今と比較して格段にチープな映像技術＆北斗神拳に腰砕け！」と評されているので、B級、いやC級にカテゴライズされそうな扱いではあるなりが、このある意味伝説的な作品が初めてDVD化されることになったようなりよ。DVDくらいの価格なら、ちょっと勢いで買っても良いかな、という気にはさせられるなりよね。たぶん、買っても1回しか観ないと思うなりが（笑）。

価格は4,725円で、11月21日発売。「北斗の拳」ファンの人はもちろん、B級＆C級映画に興味がある人はぜひチェックしてくださいませ。