ゲートウェイ、10月にも日本再参入へ。

2004/08/07 10:46 Written by コ○助

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2001年8月29日、多くの牛ファンが涙したあの日からもうすぐ3年。当時のDOS/Vメーカーとしては珍しく熱烈なファンを抱えていたゲートウェイが、デルとの「直販パソコン」勝負で劣勢となり業績が悪化。日本に加えマレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールからの撤退と社員の即日解雇という衝撃的な発表から早いもので、もうそんなにも月日が経とうとしているなりね。コ○助もゲートウェイユーザーだったため、この時には口がポカーンと空いてしまって、しばらく何もできなかったなりよ(笑)。ショックだったなりねぇ。

アメリカ以外の市場から撤退して経営資源を集中させたゲートウェイは、この3年の間で急速に業績を回復。アメリカでそれなりのシェアを獲得できているなりね。アメリカ以外の市場からの撤退は「大ばくち」と言われたこともあったなりが、結果的には成功だったと言えそうなりか。そんな流れを受けてゲートウェイのウェイン・イノウエCEOが日経パソコンのインタビューに答えているなりが、どうやら10月をめどに日本市場に帰ってくるというなりよ。日本でも一定の人気を獲得している低価格パソコンのイーマシーンズを3月に買収して以来、ゲートウェイの再参入の噂はずっと出てはいたなりが、公の立場の人が再参入を認めたなりね。

ただ、確かゲートウェイはかつて人気を博した「牛柄」を止めてしまった……という話をどこかで聞いたことがあるなり(うろ覚え。確認できなかったので、ご存知の方は教えていただけると有り難いなり)。ゲートウェイのホームページを見ても、「牛柄」のかけらも見当たらないので、たぶんそうだと思うなりね。それに、昔は白を基調したパソコンで可愛かったのに、今販売されているゲートウェイのパソコンは、グレーと黒を基調にしたもので、正直、あまり可愛くも格好良くもないもの。デザインも普通で、特徴がほとんど無くなってしまっているように思うなり。

現在、国内では九十九電機と石丸電気を中心にイーマシーンズのパソコンを販売しているなりが、どうやらこの販路に乗せてゲートウェイブランドのパソコンを販売する模様。イーマシーンズのパソコンは低価格がウケて、日本に参入した2002年12月から15万台以上販売しているようなりが、ゲートウェイはかつてのような人気を獲得することができるかどうか。個人的には、特徴なきゲートウェイでも、うまく軌道に乗せて日本での活動を活発化させて欲しいなりね。そして、アメリカ本国で格安で販売されている自社ブランドのプラズマテレビとかも、日本で販売されるようになることに期待してみたり(笑)。だって、ゲートウェイのプラズマテレビって、日本よりも10万円くらい安いなりよ。外資の直販の威力を感じるのは、これからはパソコンではなく、こういった家電かもしれないなりね。

ま、新たなメーカーが参入することで、日本の市場自体が活性化されるだろうし、良い刺激を与えてくれると良いなりね。もちろん、良い製品の投入にも期待したいものなり。

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