ライブドアの堀江貴文社長、買収失敗なら「新球団作る」。

2004/08/06 10:18 Written by コ○助

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近鉄とオリックスの合併問題と1リーグ制移行問題については9月8日に開催される臨時オーナー会議まで結論が先延ばしにされているため、今のところ特に新しい動きは表面的には見えてこないなりよね。こうしている間にも、水面下では「新たな合併」の準備も着々と進んでいるのかと思うとやり切れなくなるなりが、選手会もシーズン中ということもあって、現時点では署名活動くらいしか行動に出られないため、静かにその時を待つしか無さそうなりか。

そんな状況でも、吠え続ける人物がいるなり。近鉄の球団買収を諦めないライブドアの堀江貴文社長なりが、5日に自民党府議全員で構成された「大阪を本拠地とするプロ野球球団の存続を求める議員連盟」との懇談会の中で、仮に近鉄の球団買収に失敗した場合、新球団を作ってプロ野球に新規参入するとの構想を披露したというなりよ。「最悪の場合」と前置きはしているものの、ライブドアによる近鉄の球団買収は現実的に不可能だと思われるだけに、本当に新球団を作る道を模索するなりかねぇ。

もちろん、新球団ができるということに関してはコ○助も良いことだとは思うなりよ。近鉄とオリックスの合併によって5球団でのパ・リーグ維持が無理だというのであれば、そこにもう1球団新たに参入させることによって全てが丸く収まるわけで。ただ、ライブドアがプロ野球に参入するためには11月30日までに実行委員会およびオーナー会議の承認が必要のため、こちらも結局は渡辺恒雄オーナー以下、12球団のオーナーからの賛同は得られないのは確実。また、60億円の加盟金に加え、本拠地用の球場の確保や選手の人件費など、総額で80〜100億円規模の金額をライブドアが用意するとは到底思えないなりね。そこまでの体力は無いだろうし。

さらに言えば、堀江社長は新球団について「できるだけバファローズの選手を集めて大阪を本拠にしたい」とも語っているなりが、本拠地が大阪というのはちょっと無謀のような。自民党府議たちを前にしての発言ということもあると思うなりが、大阪はどうしても阪神が強い地域。近鉄とオリックスが合併してできる新球団も大阪を本拠にするとしているだけに、さらに大阪に新球団を作ってもファンは付かないと思うなりよ。地域権の問題もあるし、思い付きで構想をぶちあげているだけなんだろうなぁ、という感じが伝わって来てしまうなり。もっとちゃんと見るべき現実は見ながら、その中で新たな道を模索していかないと、上っ面の言葉にしか聞こえないなりね。

果たしてライブドアによる新球団構想は実を結ぶのか。せっかく作る気があるなら、「四国や東北に作る!」と、どの球団もフランチャイズを置いていないところに作る構想を立てて、世論の賛同を得られるような流れを作れば良いのに。大阪は違うと思うなりよ、大阪は。

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