マイクロソフト、任天堂の買収に関心?

2004/08/05 11:09 Written by コ○助

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「関心」という意味では、同じゲーム業界で火花を散らしているメーカーとして、ライバル社で老舗の任天堂に関心を持つのは別に驚くべきことでは無いと思うなりが、どうもマイクロソフトのビル・ゲイツ会長が任天堂の買収に関心を示しているというなりよ。

なんでも、ドイツの経済週刊誌「ウィルトシャフツウォッヘ」のインターネット版によると、ビル・ゲイツ会長が同誌の記者に対して「任天堂の最大の株主、山内溥相談役が電話をくれれば、すぐにでも(株買収の)相談をしたい」と語ったことから、マイクロソフトが任天堂の買収に乗り出すのではないか、と報じているようなり。あくまでも、山内氏からの申し入れがあれば、という仮定の話のようなので、そう騒ぐ話でも無さそうなりが。

それにしても、最近は一般にはほとんど名前を聞かなくなってきたマイクロソフトのXboxなりが、参考までにどれくらい販売されているのかをメディアクリエイトが発表した7月19日〜7月25日の週間ハード売上げランキングを見てみると。

プレイステーション2 41,525台
ゲームボーイアドバンスSP 35,988台
ゲームキューブ 9,778台
ゲームボーイアドバンス 2,362台
Xbox 278台
PSone 70台

と、いった具合。ほかのハード売上げランキングを見ても、Xboxは現在は200〜400台くらいの数を行ったり来たりしているようなり。世界的に見れば、欧米では比較的堅調に売れているという話も聞くなりが、日本では惨敗といった感じなりねぇ。マイクロソフトがこういった不振の現状を立て直すために、手っ取り早く開発力のある任天堂を買収したいと考えるのは、安直な方法ではあるなりが、分からなくはないなりか。

マイクロソフトの資金力をもってすればどんな企業だって買収はそう難しくはないと思うなりが、もし本当に任天堂を買収するようなことになれば、ゲーム業界に激震が走るのは確実。まあ実際には互いが出しているハードを統一させることは難しいだろうし、企業文化が違いすぎるなりよね。それに、何よりも任天堂が身売りするほど弱ってはいないので可能性は極端に低いと思うなりが、この報道を否定するにしろ、肯定するにしろ、続報には注目しておきたいところなり。

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