エイベックス、松浦真在人氏らの復帰を発表。

2004/08/03 10:28 Written by コ○助

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二転三転、エイベックス社内は混迷状態となっているようなりが、8月1日付けで辞任することが発表されたMAX松浦こと松浦真在人専務と、エイベックス系列プロダクション「アクシヴ」の千葉龍平社長(兼エイベックス常務)の復帰が発表されたなり。こんな2〜3日中に人事がコロコロと変わる会社っていったい……。

今回の騒動、特に松浦氏の辞任についてマスコミ各社が「あゆの『育ての親』が退社』と大々的に取り上げ、マーケットが敏感に反応していたなりよ。週明けの8月2日には株価がストップ安となったなりね。その上、所属アーティストの離脱が懸念されたことから、エイベックス側が事の重大さに恐れおののいて慌てて松浦氏と千葉氏の二人を復帰させた、といった流れのようなり。発表されたプレスリリースには「現在報道されているアーティスト移籍の懸念等は解消されます」とも書かれているなりね。

また、8月3日付けのスポーツ新聞各紙によると、松浦氏の退社発表を受けて、エイベックスの看板アーティストである浜崎あゆみが声明を発表。「彼(松浦氏)のいないエイベックスはもはやエイベックスではなく、松浦専務の辞任が受理されるのであれば、それは同時にエイベックスの終焉を認めるという事になると考えます。浜崎あゆみというアーティストは彼とともに成り立っていますので、彼の存続と共に浜崎あゆみの行方も決めさせて頂きたいと思っております」と、かなり辛辣な内容で、暗に依田巽会長兼社長ら現在の経営陣を批判するものとなっているなりね。ほかにもhitomiが「千葉さんがいなくなったら今の自分はない。私は彼を信じている」、EXILEのHIROは「育ててくれたのは松浦専務。日常でも固い絆で結ばれている」、TRFのSAMは「2人なくして今後のエイベックスの発展はありえない。戻ってきて」と声明を出しており、エイベックス崩壊の危機に瀕していたなり。

エイベックスの依田会長らにしてみれば、浜崎あゆみがここまでハッキリと松浦氏支持の動きを見せたのは予想外だったなりかねぇ。松浦氏と千葉氏を切ることが、大きな影響を及ぼすことが想像できなかったのだとすれば、現経営陣の見通しの甘さというのは指摘されても致し方ないところだと思うなり。いずれにしても、なんだか茶番じみてもいる今回の騒動。可哀想なのは松浦氏や千葉氏に本気で付いていこうと思っていたような一般の社員やアーティストたちなりよね……。今回はこれで事態が収束しそうなりが、エイベックスの社内の体質に疑問が残る騒動だったなり。

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