東芝、「iPod」対抗で世界最小製品を投入へ。

2004/07/29 11:08 Written by コ○助

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HDDオーディオプレーヤーは「iPod」や「iPod mini」を擁するアップル・コンピュータが独走、それを「HDD内蔵ネットウォークマン『NW-HD1』」や「VAIO pocket」を擁するソニーが追撃、といった構図で語られることが多いなりが、どっこい追撃しているのはもちろんソニーだけでは無いなりよね。一般のブランド認知度は高く無いなりが、国内大手メーカーとしては東芝も「GIGA BEAT」を投入し、シェア獲得に意欲を燃やしているなり。

「GIGA BEAT」は、製品の評価自体は悪くないし、カラーバリエーションを揃えたりするなど、非常に好感の持てる製品展開をしているなりね。ただ、それでもセールス的にイマイチなのは、一にも二にもブランドイメージを構築できずに、派手な広告展開なども控えているからだと思うなりが、アップル・コンピュータやソニーに正面切って東芝が対抗するのはちょっと酷な話なりか。この2社のブランド戦略は天才的なりからねぇ。また、性能的に悪い評価は少ないものの、2社よりの頭ひとつ抜けた点などがあるわけではなく、平均的な製品というあたりが「GIGA BEAT」がブレイクしきれない理由なのかもしれないなり。

そんな現状に若干苦しんでいるようにも見える東芝なりが、来年にも「iPod mini」を凌駕するインパクトの、世界最小HDDオーディオプレーヤーを投入する計画が明らかとなったなり。「GIGA BEAT」のブランドで発売されるのか、どの程度の大きさになるのかといった細かいことはまだ分からないなりが、搭載されるHDDが「iPod mini」の1インチ(ディスク径約2.5センチ)よりも小型の0.85インチ(同約2.2センチ)になることが分かっているなりね。この0.85インチのHDDは今年1月に東芝が発表、今秋から量産化を開始するとアナウンスされているなり。なので、自社向けの製品第一弾となる可能性は高そうなりね。

0.85インチのHDDの説明を読むと、「100円大くらいの大きさで、当初の容量は2〜4GB」とあるので、容量的には「iPod mini」と変わらないレベルで登場するかもしれないなり。あまり小さいと操作しづらくなるという懸念もあるなりが、HDDミュージックプレーヤー市場に一石を投じるような、衝撃の製品になることに期待なりね。続報をお楽しみに。

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