巨人の渡辺恒雄オーナー「勝手に扇動しておいて」。

2004/07/22 08:35 Written by コ○助

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相変わらず激しい言動を続ける渡辺オーナーなりが、球界再編が自身の思惑通りに運ばなくなってきたことに対して何やら苛立ち気味の様子。9月8日に開かれる臨時オーナー会議まで何も言わないと語っていたなりが、先日、ライバル紙の朝日新聞が行った世論調査の結果に対して「何がファンの声だ。君らが勝手に扇動しておいて」と一喝しないわけにはいかなかったようなり。

20日付け朝日新聞に掲載された世論調査は、プロ野球のあり方について問いかけをしたもの。いくつかの質問項目を抜粋してみると。
問:プロ野球パ・リーグのオリックスと近鉄が合併する話が進められています。二つの球団の合併について、どう思いますか

答:早く合併すべきだ 5%、時間をかけて検討すべきだ 50%、合併すべきではない 33%

問:プロ野球は一つのリーグにした方がよいと思いますか。2リーグのままの方がよいと思いますか

答:一つのリーグ 13%、2リーグのまま 70%

といった具合に、阪神が2リーグ制維持を叫びだしたあたりからの風向きと同様、この世論調査でも近鉄とオリックスの合併については性急すぎるという意見が多く、また、2リーグ制を維持することを支持する人が多くなっているなりね。ちなみに、朝日新聞は6月にも同様の調査を行っているようで、そのときに比べると「2リーグのまま」を支持する人は30%も増加しているというなり。まあここのところの報道は、すべて1リーグ制への移行に逆風のものばかりなりからね。この結果はある程度予測できたことではあるなり。

スポーツニッポンの記事を見ていると、どうやら渡辺オーナーはこの世論調査結果については疑問を持っているものの、「世論は関係ある。ただ、君らの予想が間違っているだけだよ」とも語っており、決して世論を無視して改革を断行しよう、という心構えでは無いようなり。ここら辺も、発言が二転三転する渡辺オーナーなので、どう考えているのかは計りかねるところなりが。

9月8日の臨時オーナー会議が球界再編の山場と言われているなりが、それまで1か月強。各球団の動向、各球団オーナーのコメントから目が離せないなりね。

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