フライトアテンダントが酔っ払って旅客に暴行。

2004/07/21 23:58 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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逆バージョンは良く聞くんですよ、逆は。飛行機の客が酔っ払ってフライトアテンダントに暴力を振るうってのはね…。

ところが今回ロシアの国内線で、アテンダント二人が泥酔状態で飛行機に乗り込み、彼らの状態に気付いた旅客の一人が苦情を申し立てたところ、怒ったアテンダント達がそのお客さんをボッコボコに殴りつけたというのです。

問題の航空会社は、エアロフロート航空から飛行を委託されていたアヴィアンネールゴ社。フライト自体はエアロフロートの便だったのですが、機体及び客員乗務員はアヴィアンネールゴ社のものだったワケ。

ま、そんなことはどうでも良いのですが、このフライト。殴りつけられた男性以外の旅客にも結構最悪だったらしく…。ドリンクのサービスは普通離陸後、機体の上昇が終わって水平飛行になった直後に行われるのですが、それが1時間半遅れでやっと始まったとか。さらに食事を持ってきたアテンダントの足取りがおぼつかなく料理が通路に半分以上ばら撒かれたそうです…。

暴行を受けた男性は目の周りにアザを作り散々な姿だったそうで、着陸後直ぐに病院に運ばれ、そこから警察に被害届けを出したことで今回の事件が発覚。航空会社側はこのフライトに勤務したアテンダント全員を自宅待機にさせたそうです。

暴行を働いた二人ですが、その事実が警察によって確認されれば即効で逮捕でしょうねぇ…。何やってんだか、まったく。

しかし、契約を委託した方のエアロフロート。元々あんまりいい噂を聞かない航空会社なんですが…。今回は直接の責任が無いとはいえ、また評判を悪くしそうですね。

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