お風呂で使えるMP3プレーヤー「AZ-BS32」 レビュー。

2004/07/21 19:08 Written by コ○助

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半身浴ブームなどの流れもあって、お風呂で音楽を聴く人もずいぶんと増えてきたと思うなりが、パイオニアの「HAPPY AQUA」シリーズを始め、たくさんの「お風呂で音楽を聴くための機器」が販売されているなりよね。コ○助も「HAPPY AQUA」が出始めの頃に雑貨屋で手に入れて、しばらくの間はお風呂で音楽を聴くのが楽しくて仕方なかったクチ。最近は湯船にお湯を張るのが面倒臭くて専らシャワーオンリーの生活になってしまったため、なかなかお風呂で音楽を聴くことは無くなってしまったなりが、今でもできることなら湯船でのんびりと音楽をお風呂を楽しみたいもの。好きな音楽を流して、鼻歌交じりに湯船に浸かるのは、贅沢な楽しみなり。

「お風呂で音楽を聴くための機器」の定番は、「HAPPY AQUA」のような防水スピーカーの中にポータブルCDプレーヤーやMDプレーヤーを忍ばせるタイプのもの。この手の製品のネックは、曲の再生中にスキップなど、プレーヤーの操作ができないこと。スタートを押して防水スピーカーの中に入れてしまうと、プレーヤー自体には手を触れることができないため、「好きな曲だけもう一回」「次の曲は飛ばそう」といった操作ができないなりね。

もう一つの定番は、防水ラジオをお風呂に置き、お風呂の外にFMトランスミッタを装着した音楽プレーヤーをセット。FM波を利用して防水ラジオに音楽を「飛ばす」というものなりが、これも「HAPPY AQUA」などと同様、手元にプレーヤーがあるわけではないので、自由な操作ができないのが痛いところ。まあお風呂に入っている時間なんてたかが知れているので、そこまでの機能を求める必要も無いのかもしれないなりが、操作の自由度が高いに越したことは無いじゃないなりか。

そんなお風呂音楽愛好家の悩みを解消してくれる製品が、AIWAが6月に発表したMP3プレーヤー「AZ-BS32」。お風呂で使うことを前提にしたMP3プレーヤーのため、音楽ファイルを収納したUSBメモリを防水の本体にセットすることによって、操作ボタンを使って自由に選曲などができるようになっているなりね。「HAPPY AQUA」などの製品に比べると、ユーザーのちょっとした不自由さを解放してくれるという点で、非常に魅力的な製品になっていると思うなり。

「ボディの幅がCDよりも小さく、十分な距離をとれないため、ステレオとしての効果は今ひとつだが、160mW+160mWと室内で聴くには十分なパワーを確保している」
「水分が入り込まないように設計されているためか、ボタンが押しにくく感じることもあったが、よく使う再生モードの切り替えをロータリースイッチとして独立させるなど、使い勝手を考えたデザインには好感が持てる」
「電源は単3乾電池2本。充電式バッテリーに比べればランニングコストはかさむが、カタログスペックによると、アルカリ乾電池の場合で約10時間の連続再生が可能」

快適なお風呂ライフを目指している人はぜひ参考にしてみて下さいなり。コ○助も、レビュー記事を読んでいたら欲しくなってきたなりよ(笑)。でも、17,640円(ソニースタイル価格)はちょっと高いなりかねぇ。

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