アメリカはテキサスのお話。アメリカの道にはかならず名前が付いていますが、その名称はその地域に貢献した人や団体などにちなんで命名されることが多いそうです。

たとえば、セントルイスのダウンタウンを通過する「ハイウェイ70」。1998年にホームラン70本という、MLBの記録を塗り替えたマグワイヤ選手（もちろんセントルイス・カージナルスの選手でした）を称えて最近「マーク・マグワイヤ・ハイウェイ」と改名されました。『70』という数字にちなんだんでしょうが、面白いですね。

さて。テキサス州はベアモント郡の小さな町のとある道路も、この地域に約100年前に米作を紹介した日系人ヨシオ・マユミさんの業績を称えて名前が付けられました。わーいわーい。が、問題はこの名前、アメリカと日本が戦争などの歴史を重ねた後に意味合いが差別的になってきちゃいまして…。なにせ『ジャップ・ロード』ってネーミングですからねぇー。

そりゃ、近年その名前のままだったらヤバイだろうという事になり、この度その名称が改名されることに決定。その地域に住む日系人に歓迎される動きとなったそうです。

ちなみに新しい名前はただいま公募中なんだそうですが、候補として有力なのは『マユミ・ロード』だそうです。うーん『ナリナリ・ロード』とかでも応募してみようかな。