フィオレンティーナ、中田英寿選手の獲得を発表。

2004/07/18 22:43 Written by コ○助

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ここ数日、イタリア紙発の情報としてスポーツ各紙を賑わせていた中田選手のフィオレンティーナへの移籍報道なりが、18日にフィオレンティーナから正式に中田選手の獲得が発表されたなり。中田選手はセリエAで5つめのクラブとなるなりね。

フィオレンティーナは1925年創設の老舗クラブ。1955-1956シーズンと1968-1969シーズンにスクデットを獲得したこともある古豪なりが、2年前の2002年に破産宣告を受け、イタリア4部リーグのセリエC2に降格。大半の主力選手を失い、クラブ名も一時「フロレンティア・ビオラ」に変更していたなりが、財政支援を名乗り出たグループがフィオレンティーナの名称を買い取り、復活。2002-2003シーズンはセリエC2でタイトルを獲得、2003-2004シーズンではセリエBに昇格し、6位だったものの、プレーオフに進出。ここでペルージャを破り、見事にセリエAに再昇格を果たしたなりね。まさにどん底からの復活。奇跡的なスピードで舞い戻ってきたなりが、中田選手は復活したフィオレンティーナの核として期待されているわけなり。

今回の移籍について、中田選手は早くも公式ページでコメントを発表しているなり。
「今期から、わたく中し田英寿はFiorentinaに移籍することに合意しました」
「セリエAでの再出発の一員に加われることは、僕にとっても非常に意味のあることだと思うし、やりがいもより大きい」
「サッカー以外でも、Firenzeという街は非常に魅力的な街で、人間的にも成長できそうな予感」
「これまでのどんな年、どんなチームでの活躍よりも、さらに充実してより素晴らしいものになるように頑張って行きたいと思います」

これまでの移籍のときに発表していたどのコメントよりも、実に前向きなコメントだと感じるなり。移籍によって自分が再出発するだけでなく、クラブ自体も再出発一年目ということで、非常にやり甲斐を感じているのかもしれないなりね。ここ数年、移籍しては起用法で首脳陣とぶつかる、といったケースが目立っていたなりが、今回のフィオレンティーナでは派手な活躍を見せてくれることに期待したいものなり。

☆中田英寿選手の所属クラブの変遷
1995-1998 ベルマーレ平塚
1998-1999 ペルージャ
1999-2001 ASローマ
2001-2004 パルマ
2004-2004 ボローニャ
2004-2005 フィオレンティーナ


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