フロリダは海抜が低いせいか、州の土地ほとんどが湿地なのだそうです。アメリカでは民家には地下があるのが当たり前なんですが、フロリダだけは事情が違います。家を建てて地下室も〜♪なんて穴を掘り出すと、とたんに土から水が染み出してくるんだそうです。大変ですね。

さて、暖かい気候で湿地だらけといえばワニ。フロリダには野生ワニが生息しており、民家の敷地内にも時々現れては人々を困らせているそうで…。実際民家のプールとかに涼みに来たワニを退治する『ワニ・バスターズ』なる職業もあるそうですよ。うーん、ここセントルイスだったら動物退治は屋根裏に住み着いたリスとかそういうまだ可愛らしいレベルなのに…。なんだか所変われば品変わるですねぇ。

さて、そんなフロリダでガールフレンドと喧嘩になっちゃったからと、暴力を振るった男が逮捕されました。なんでも被害者のナンシー・モニコ39才によると、被告のディビッド・ハベナー氏41才はある晩、彼女にビール瓶を投げつけたりなどの暴力を振るったそうで。まあ、それだけならあんまりニュース性も無いのですが、ハベナー氏が次に凶器としてつかんだ物が問題。なんとバスタブで買っていた1メートルほどのワニをつかみ、それを振り回した挙句、彼女を殴り倒したとか。

…ワニも気の毒に。

ハベナー氏は逮捕後、先週末に裁判所に出頭を命じられました。容疑は虐待と違法ペットの所持。そう、野生のワニは一応保護下にあるので勝手に飼ってはいけないんですよ。

ちなみに、喧嘩の原因ですがお酒が切れたため…だったとか。アルコールの影響とはいえ、またファンキーな凶器を選んだものだ。っちうか何度も言うようですが、一番気の毒なのはワニですよね。打ち身とか怪我してなかったら良いのですが…。

そのとんだ迷惑をこうむった当の彼（彼女？）ですが、フロリダの野生動物保護団体が引き取ってくれたそうです。