2006年のNHK大河ドラマは「山内一豊の妻」 。

2004/07/15 14:47 Written by コ○助

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クランクインも目前とあって、来年の大河ドラマ「義経」のキャスティングが話題となっているなりが、その先の、再来年の大河ドラマの概要が決定したようなり。2006年の大河ドラマの題材は「山内一豊の妻」。内助の功で有名な女性を主人公に据えた物語になるようなりが、まだ正式なタイトルは明らかにされていないなりね。主演には仲間由紀恵、脚本には大石静が起用されることは決定しているようなり。

歴史ある大河ドラマは2006年の作品が通算45作品目になるなりが、女性が主人公の物語はそれほど数は多くはなく、下記の6作品しかないなりね。
・1967年 岡田茉莉子主演「三姉妹」
・1981年 佐久間良子主演「おんな太閤記」
・1985年 松坂慶子主演「春の波濤」
・1986年 三田佳子主演「いのち」
・1989年 大原麗子主演「春日局」
・1994年 三田佳子主演「花の乱」

まだ記憶に新しい「利家とまつ」(2002年)では、前田利家を支える妻として松嶋菜々子が好演していたなりが、「利家とまつ」の主演はあくまでも前田利家役を演じた唐沢寿明。そのため、女性が主演の大河ドラマとなると、「山内一豊の妻」は1994年の「花の乱」以来、12年ぶり(2006年放送なので)となるなりね。過去の女性主人公作品の主演女優を見ると蒼々たる面々が並んでいるなりが、まだ若い仲間由紀恵がここに名を連ねるのは快挙と言って良さそうなりか。

「山内一豊の妻」のエピソードは有名だと思うなりが、簡単にどのようなものなのかに触れておくと。あるとき、織田信長に東国一の名馬を売り込んできた人がいたなりが、この名馬はとても高価なもの。誰もが欲しいと思いながらも手が出ずにいたなり。山内一豊も例外ではなく、この名馬を欲しいと思っていたなりが、貧しい山内一豊には買うようなお金は無かったなりね。その山内一豊の想いを知った妻は、密かに蓄えてきた嫁入りの際の持参金を夫に差し出し、名馬を購入することに。すると、その名馬が織田信長の目に止まり、出世物語がスタートした、というエピソードなり。

その後、山内一豊は織田信長から羽柴秀吉、徳川家康と世の天下人に仕え続け、最終的には土佐国20万石を治める大大名へと出世していったなりね。通常、「山内一豊の妻」のエピソードとしては、馬を購入するあたりまでのものが多いなりが、これを一年の長丁場で描くというのは相当話を膨らませる必要が有りそうなりか。まあ恐らくは土佐国20万国を治めるところまで描くのだとは思うなりが、どこまで妻として、存在感のある描き方ができるのか、注目しておきたいところなり。

戦国時代マニアなコ○助には見逃せなそうな作品になりそうなりね(笑)。

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