星野仙一SD、岡田阪神の戦いぶりを語る。

2004/07/13 19:54 Written by コ○助

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阪神のオーナー付きシニア・ディレクターという立場ながら、自由に活動を許されていることもあって、今季もインタビューや中継の解説などに引っ張りだこの星野SD。オールスターの中継にもゲストとして登場し、ほかの解説者の誰よりも存在感を発揮していたなりよね。また、プロ野球の再編問題に絡む発言の数々も注目を集めているのは周知のところ。野球界で自由に発言できる人材が少ない中、星野SDは貴重な存在。阪神に籍を置きながらも、自由に発言ができる今の状況は、ある意味最高の環境なのかもしれないなり。

そんな星野SDなりが、サンケイスポーツのインタビューに答え、岡田阪神の戦いぶりや球界再編問題、オリンピックなどについて熱く語っているなりね。阪神ファンのみならず、野球ファン必見のインタビューとなっているなり。

「(前半戦の阪神は)バント、進塁打。走塁。ピッチャーでは四球。ツーアウトからの失点…。そういう基本が出来ていなかったな」
「監督というのは全員、『オレ流』なんや。野村野球も、星野野球もそう。基本があって、そこに、いかに色をつけるか。オカ(岡田監督)も今、そんなプロセスを踏んでいるところやな」
「(阪神連覇の可能性は)ある、ある。大ありや。逆転優勝できるよ。なんべんも言うけども、五輪をいかに乗り切るか。普通の野球をすれば、優勝できる。間違いないよ」
「(球界再編は)空しい。ただ、それだけやな」
「12球団のオーナーは、選手の言う事に耳を傾けてほしいな。頭から拒絶するんやなくてな。同じテーブルに着くべきやな。それだけは言いたいな」
「(オリンピックは)最低でも銀。野球の面白さを見せつけてほしいな。こういう時期だけにな」

星野SDも語っているように、最近よく耳にするのが「五輪は阪神に有利」説。阪神からオリンピック代表に選出されたのは安藤優也投手、藤本敦士内野手(日本代表)、ジェフ・ウィリアムス投手(オーストラリア代表)、林威助外野手(台湾代表)の計4人なりが、他球団のようにエースや4番打者が選出されているわけでは無いので、それほどの戦力ダウンでは無いはずだ、と。確かに当初は安藤&ウィリアムスの抑え投手2人が抜けるのは相当な痛手だと見られていたなりが、今季は共に盤石とは言い難い内容が続いているだけに、正直、別の選手でも何とかなるのかな、とは思うなり。藤本選手も打撃面では昨年ほど目立った活躍をしていないし、オリンピック期間中くらいはほかの選手で補って行くことができそう。林選手は2軍の選手なので影響は無し、といった感じなりか。

まあそう上手く事が運ぶとは思えないなりが、まだ首位の中日まで5.5ゲーム差。射程圏内にいることには違いないだけに、上手いことオリンピック期間中を戦い抜いて、気が付いたら首位に……なんてことになっていると良いなりねぇ。過度な期待はせずに今後の展開を見守るとするなり。

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