シネコンに音と連動して震動する「体感イス」導入。

2004/07/06 16:55 Written by コ○助

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いよいよ9日の開業が迫ってきた大型のシネコン「ユナイテッド・シネマとしまえん」。ユナイテッド・シネマグループの映画館としては都内初進出のシネコンということで、かなりプロモーションにも力が入っているようなりが、このシネコンには新たな試みとして音と連動して震動する「体感イス」が導入されるようなり。なんだか東京ディズニーランドの「スターツアーズ」や「ミクロ・アドベンチャー!」のような感じなりね。

導入されるのはアメリカ製の「ウィンブル・シート」と呼ばれるもの。9つあるスクリーンのうち最も大きいスクリーンの全462席中453席を「ウィンブル・シート」にするというなり。「ウィンブル・シート」の特徴は音と震動を連動させ、迫力ある映画の臨場感を高めるところ。低音・中音・高音の音域に合わせて震動の仕方が違うといった細やかな設定が可能のようで、主にハリウッド映画の大作系を中心に上映されるなりね。第一弾として上映が予定されているのは「スパイダーマン2」(10日公開)。ドカンドカンしそうな作品なので、「ウィンブル・シート」を体感するにはちょうど良い作品かも。

この「ウィンブル・シート」を利用するためには200円の使用料が別途かかるので、「映画は静かに集中して見たい」「震動には興味がない」という人はそのまま観ればOK。付加価値として震動に意味が見出せれば200円くらいだったらまあ許容範囲かな、と。ちなみに、利用の流れとしては、200円を支払うと入場口でコインが渡され、「ウィンブル・シート」に付属した投入口にコインを入れると、作動し始めるようなり。

想定されるトラブルとしては(笑)。まず、「ウィンブル・シート」を初めて利用した人が驚いてヒソヒソ話を始めることが予想されるなり。カップルなどは特に映画上映中ということも関係なく感想を述べ合いそう。また、「うひゃ!」というような驚いた声を上げる人もいるかもしれないなりね。このスクリーンは「ウィンブル・シート」を利用する人と利用しない人が混在するため、「静かに映画を観よう」と思っていた人にとってみればイライラすることになる……かも。まあ、新しいモノなので、観客側が慣れるまである程度は仕方がないとは思うなりが、「ウィンブル・シート」に興味がなく、純粋に映画を楽しもうと思っている人は、積極的にこのスクリーンには出向かないほうが無難かもしれないなりね。

ま、どんなものなのか話のタネに、一度は試してみたいものなり。

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