ライブドアの堀江貴文社長「覚悟の上の行動」。

2004/06/30 22:43 Written by コ○助

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今日はライブドアの話題一色になってしまって、野球やネット関係に興味がない人には退屈な一日になってしまったと思うなりが、まあそれだけ大きなことだと思ってご理解を。今度は記者会見の詳報についての記事が出ていたのでご紹介しておくなり。先ほどご紹介したライブドアニュースの記事は堀江貴文社長と宮内亮治CFO(最高財務責任者)のコメントを簡単にまとめたものだったなりが、インプレスに質疑応答をまとめた記事が出ており、これが深いところまで突っ込んだ、なかなか興味深い内容だったなりよ。

記者会見場でやり取りされた質疑応答の中で語られたポイントをザッと見ていくと。
・今回の件で名前を売ろうとかそういうつもりは全く無い。
・このような形で記者会見を開いて球団買収の意思があることを広くアピールしていかなければ、正式な交渉の場につくことも難しいのではないかと考えていた。
・オリックスよりもいい条件でのオファーが提示できる自信がある。
・買収した場合の球団名については、「大阪」「バファローズ」を変えるつもりは無い。
・フランチャイズも大阪のまま。
・ライブドアの本社機能を大阪に移転することも検討したい。
・球界に強い力を持っているキーマンなどに対してもアポイントを取り、買収に向けて説得したいと思っている。
・あえて買収という話を持ち出したのは覚悟の上の行動であり、これからの球界の発展のためにもできる限りのことをしていきたい。

買収した場合には、大阪に本拠を置く、「大阪」「バファローズ」として球団が存続する。これは現在の近鉄ファンとしても、プロ野球ファン全体としても素晴らしいこと。また、球団経営に意欲的なところも、本社機能を大阪に移転するという行動でアピールしようとしているところも、実現したら相当なことなりよ。だって、ライブドアは六本木ヒルズに本社機能を移転したばかりなりから……。

買収までの道のりは、正直、とても険しいと思うなり。まずは現時点では交渉する意思が無いという近鉄を交渉のテーブルに着かせること。次に合併の話を途中まで進めているオリックスを納得させること。そして当該球団以外の10球団のオーナーの了解を得ること。今後、ライブドアの球団経営のビジョンが伝われば伝わるほど、ファンを中心とした合併阻止への機運は高まっていくことになるだろうし、まさに混迷状態に突入することになりそうなりね。いったいどうなってしまうのやら……。

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