ライブドアの近鉄買収提案に関する続報。

2004/06/30 11:40 Written by コ○助

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驚きのニュースから一夜明け、スポーツ新聞各紙はトップでこのニュースを報じているなりが、かいつまんでどのように報道されているかを見ていくことにするなり。

サンケイスポーツによると、ライブドアは今年5月の決算説明会で堀江貴文社長が「ライブドアの知名度向上のため、大々的な広告や宣伝を行う」と表明していたことに加え、「ダイエーの集客力に目をつけ、球団買収に動いた」との情報も紹介。確かに親会社がアップアップのダイエーは球団売却の話は何度も出ているなりが、この情報が本当なら、ライブドアはかなり本気で野球界への進出を狙っているのかもしれないなりね。ただ、ライブドアの買収提案については近鉄本社の山口昌紀社長が「(この話は)先日断った。税理士を通じて(ライブドアから買収の)話がきた。ただ、断った話だし(オリックスとの)信義にもとることになる。4月からオリックスとは話し合ってきたわけだし……」とコメントしており、一旦は立ち消えになった話……なはずのようなりが、ライブドアが30日午後にも改めて買収について名乗りを上げると言われているだけに、どのような強気な表明があるのか注目なりね。

日刊スポーツは「(ライブドアは)プロ野球界への参画を視野に入れながら、水面下で調査していたようだ。特に、今年に入ってからは球団経営が赤字体質のパ・リーグにターゲットを絞っていた模様だ」と、やはりかねてからライブドアが野球界進出を狙っていたとの情報を掴んでいる様子。

スポーツニッポンには近鉄球団とのやり取りが少し書かれているなりが、近鉄本社の山口社長の「“30億円でも売却しないということになれば、株主に損害を与える。この話をのまないと株主代表訴訟を起こす”とまで、向こうは言ってきているが、どうぞ起こしてもらって結構」というコメントを紹介。株主代表訴訟を起こす……非常に何か圧力をかけながらの強気の交渉を進めようとしているようなりが、これまでもいろいろとトラブルの多かったライブドアなので、らしいと言えばらしい交渉の進め方、という感じがするなりね(笑)。

ライブドアが仮に買収に成功した場合には、買収金額とは別に野球協約に従って「既存球団の譲り受け、保有の変更」に伴う加盟金30億円が発生するなり。各紙の報道を眺めると、どうもライブドアがこの加盟金免除を前提にしていると見ているところと、加盟金は余裕で払えるだけの資金力があると見ているところに分かれるようで、ここら辺もちょっとまだ不透明な感じ。すべては堀江社長の会見を待つしか無さそうなりね。

注目の会見は30日午後。続報を待つべし。

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