阪神、新外国人選手2人と契約。

2004/06/29 11:12 Written by コ○助

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6月30日の獲得期限を目前に控え、なんとか滑り込みで阪神が2人の新外国人選手を補強することに成功したなり。今回の補強の狙いは「中継ぎ・抑えの強化」。アテネオリンピックに日本代表として安藤優也投手とオーストラリア代表としてジェフ・ウィリアムス投手が選抜され、ジェロッド・リガン投手がケガで離脱してしまったため、夏場に手薄になる中継ぎ・抑え投手陣の選手層を厚くするのが狙いなりね。シーズン途中に新外国人選手を2人というのは、やや付け焼き刃的な補強にも見えるなりが、まあこの際背に腹は代えられないなりからね。チーム事情を考えると仕方ないなり。

獲得したのは35歳のベテランのロッドニー・マイヤーズ投手と、26歳の若手のトレイ・ホッジス投手。マイヤーズ投手は昨年も星野仙一監督(当時)が獲得に動いていた選手で、所属していたドジャースが手放さなかったことから獲得できず、代わりにリガン投手を獲得したという経緯があるようなり。いわゆる「星野リスト」にも、昨年から○印が付いていたなりね。打者の外国人選手に関してはあまり信用できない「星野リスト」なりが、投手に関しては多くの名投手を日本に引っ張ってきている実績があるだけに、マイヤーズ投手も期待できそうなりか。

一方のホッジス投手は、すでにスポーツ紙などで盛んに報じられているように、2002年にヤクルトで17勝を挙げたケビン・ホッジス投手の弟。兄弟の野球選手で、兄弟揃って活躍した外国人選手はリー兄弟(レロン・リー、レオン・リー)くらいしか知らないので、ホッジス投手が活躍できるのかどうかについては最初から疑問符を付けて見てしまいそうなりが、まあこの時期の補強は特に一か八かというギャンブル的な要素もあるなりからね(笑)。期待はしないでおいて、結果として活躍してくれれば、それに越したことはないのではないかと。

それにしても、今回の新外国人選手2人を加えて、今年の阪神の外国人選手は合計7人に。来年もこの7人と契約するとは考えにくいだけに、これからシーズン終盤に向けて外国人選手の生き残り競争も熾烈になって来そうなりねぇ。今のところ来季も契約が確定的なのはアリアス選手くらい。ウィリアムス投手も今年は盤石という感じではないので、年俸との兼ね合いで黄色ランプが点っている感じがするなり。ケガで離脱したリガン投手は実績十分なりが、ケガの回復具合によっては解雇も有り得る状況。キンケード&モレルに関しては、ちょっと厳しいように思うなり。そんな状況なので、マイヤーズ&ホッジスにとっては逆にチャンス。昨年のリガン投手のように、良い意味で予想を裏切る活躍を見せて、来季以降も必要とされる戦力になって欲しいものなり。

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