ハローキティ誕生30周年記念美術展「KITTY EX.」。

2004/06/28 13:30 Written by コ○助

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日本の枠を飛び出し、今や世界的なキャラクターとして人気を博しているハローキティ。昔はアジア圏でのパチ物が話題になることが多かったなりが、ここ数年は正規品が世界中で流通するようになり、着々とハローキティマニアを増加させているなりよね。15年くらい前に初めて香港に行ったときに、ドラえもんとハローキティが同じ図案の中に入ったグッズを見て香港の「何でもアリ」な風土を肌で感じたなりが、きっと今はそんな状況も改善され、香港の若者も正規品に熱狂……しているなりかね(笑)。そこら辺の海賊版事情はちょっと分からないなりが、今ではアジア圏のみならず、アメリカやヨーロッパでも人気となり、ハリウッドスターがキティグッズを手にしているのを見かけるのもしばしば、というほどにまでなってきているなりね。

コ○助が小さい頃に周囲の女の子がハローキティグッズを手にしていたのをよく覚えているなりが、今年が30周年ということは、当時はまだ初期の出始めの頃だったなりねぇ。そういえばコ○助の周囲では、ハローキティよりもキキ&ララのほうが人気があったような気も。今ほどサンリオの中でハローキティが突出して人気があった、という感じでも無かった気がするなりが、どうなりか。しかし長い年月を経て、当時子供だった人たちがそのままハローキティグッズを愛用し続け、大人になってもハローキティの虜になるとは、いったい誰が想像していたなりかね。「大人のハローキティ」人気は華原朋美の人気絶頂時におけるプロパガンダによる賜物のようにも思うなりが、今や大人向けの高額商品のほうが売上げに貢献しているだろうし、上手いこと方向転換したものなり。

さて、そんな大人にも大人気のハローキティ。このハローキティの誕生30周年を記念した美術展「KITTY EX.」が東京・六本木ヒルズの「森美術館」と、原宿の「ラフォーレミュージアム原宿」で7月31日から開催されるなり。開催の告知自体は4月頃に出されていたなりが、どのような出展があるのか少しだけ分かったのでご紹介を。この美術展は国内外の約60の著名アーティストと、約50のファッションブランドが参加して「ハローキティ」を題材にさまざまな作品やグッズを製作するもの。参加アーティストとして名を連ねているのは本当に有名な人たちばかりで、例えばGROOVISIONS、立花ハジメ、佐藤可士和、八谷和彦、日比野克彦、富永愛、藤井フミヤ、藤原ヒロシなどなど。ブランドもナイキやサマンサタバサなどの人気ブランドが参加し、限定モデルを会場で販売するというファン垂涎のイベントになっているなりね。

コ○助がちょっと興味があったのが、八谷和彦の作品。八谷和彦といえば「ポストペット」の生みの親なわけなりが、「KITTY EX.」には「ポストペット」の世界の中にキティがいるというコラボ作品が展示されるようなりよ。用意された「キティの部屋」に来場者が自分のペットを送り込み、キティと遊ばせる、といったこともできる稼働状態で出展されるのだとか。

ハローキティが好きな人は、この夏、ぜひ「KITTY EX.」に足を運んでみてくださいなり。また、男性もハローキティマニアな女性をデートに誘うには最適な美術展なはずので、ぜひチェックを(笑)。

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