THE BOOMの宮沢和史インタビュー。

2004/06/26 16:36 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


1993年の大ヒット曲「島唄」からもう10年。それだけ月日が経過した今でもなお「THE BOOMといえば『島唄』」というイメージが強いなりが、単純にTHE BOOMにはほかのヒット曲が無かったということではなく、それだけ「島唄」が歌い継がれる名曲だからだとコ○助は思うなりよ。発表された当初は多くの音楽批評家に「本土のミュージシャンが沖縄音楽を安易にコピーしただけの作品」といった論調で厳しいことも言われた時期もあったなりが、今では当の沖縄で完全に受け入れられ、夏川りみなどのアーティストにもカバーされ、すっかり沖縄ソングの定番として歌い継がれているなりね。

また、2002年にアルゼンチンの歌手、アルフレド・カセーロがカバーして話題となったこともあったなりよね。アルゼンチンのアカデミー賞「ガルデル音楽賞」で4部門を受賞。また、サッカーW杯のアルゼンチン公式応援歌に起用されるようになるとは、正直誰も想像していなかったと思うなり。その後、チリやメキシコなどの中南米諸国に「島唄」の波は広がり、2003年にはポーランド、ドイツ、ポルトガルなどのヨーロッパ諸国にも上陸。今年5月には中国でもカバー曲が発売されているというなりよ。沖縄戦のことを歌った「島唄」が海外でカバーされ、こうやって今なお広がっていく状況は、かなり凄いことだと思うなり。

「多くの人に愛されるとは正直全く予想できなかった。僕にとっては特別な歌ですから生涯をかけて歌っていきたい」
「(坂本九の『上を向いて歩こう』は)ずっとあこがれてる歌。宗教、人種、文化の壁を超えてどこへ行っても歌われるような力がある。僕も多くの人を感動させるような歌をもう一度書きたい」
「海外でやるのは僕自身の考えだからソロでやるのが当然ですが、『THE BOOM』に期待してくれる人がいる限りやめる理由はないですね」

ここのところずっとソロ活動が中心となっているTHE BOOMなりが、宮沢和史はもう一度「島唄」のような普遍的に愛される楽曲をTHE BOOMとして作りたいと意欲的なようで、これからもTHE BOOMでの活動をずっと続けていく方針のようなりよ。コ○助も最近借りてきたTHE BOOMのベストアルバムを聞きながら「やっぱり良いな〜」と思っていたところだったので、末永く活動してくれるのは嬉しいなりね。これからも良い楽曲を発表していって欲しいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.