AOLの顧客リスト、約9,200万件が流出。

2004/06/24 11:58 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


け、桁が……(笑)。Yahoo! BBから約450万件の顧客情報が流出したことで激震が走ったのは記憶に新しいところなりが、海の向こうのAOLでは、なんと9,200万件もの顧客情報が流出。しかも流出した先は迷惑メール業者と判明しているようなりよ。さすが世界最大のプロバイダのAOL。やることのスケールが違うなり。

事件は今年5月に発生。AOL社員のひとりが社内のデータに不正アクセス、電子メールアドレスや郵便番号、電話番号などが記載された顧客リストを入手し、迷惑メール業者に売り渡したというなり。現在、このAOL社員は迷惑メール法違反容疑で逮捕され、AOLを解雇されているなりね。ちなみに迷惑メール業者に渡った顧客リストはすでに他の迷惑メール業者へと転売されているほか、広告メールの送信に使われているのだとか。もはや、一度流出してしまった顧客リストの回収は不可能なので、顧客リストに載っている人は半永久的に広告メールやダイレクトメールなどを受け取ることになりそうなりね。電話番号まで流出しているのは、ちょっと厳しいなりねぇ。

日本でもAOLの会員の人は多いと思うなりが、今回流出したのはあくまでも海外のAOLの顧客リスト。日本のAOLは運営母体が異なるので、9,200万件の中には日本の会員の情報は含まれていないようなり。まあ日本の会員の顧客リストが海外に流出しても、それほど何が起こるわけでは無いとは思うなりが、どこでどう回って日本の業者の手に渡るかわからないなりからね。とりあえず、流出していないということで、一安心。

しかし個人情報の流出事件がこうも頻繁に起こってくると、ユーザーとしても流出するのが前提、くらいの覚悟をもって個人情報を登録する必要が出てくるのかもしれないなりね。もちろん流出するなんてのはもってのほかなりが、そういう危険性と常に隣り合わせだという認識くらいは持っていないと。まったく困った時代なり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.