阪神のジェロッド・リガン投手が手術、退団の可能性も。

2004/06/23 20:21 Written by コ○助

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阪神ファンに悲報がまたひとつ届いたなり。16日に行われたヤクルト戦で左ひじを痛め、翌17日に1軍登録を抹消。けがの具合が心配されたリガン投手なりが、病院での診断結果は「右ひじ内側側副じん帯損傷」。かなりの重傷で手術を要するため、アメリカに帰国することが決定。今季中の復帰は絶望的なことから、最悪の場合、このまま退団の可能性も出てきたというなり。

リガン投手は昨年6月に阪神に入団。だいたいシーズン途中に加入する選手はそれほど活躍しないというのが定説なりが、リガン投手は150km台のストレートとフォークを武器にセットアッパーとして大活躍。29試合に登板し、3勝0敗0セーブ、防御率1.51という好成績を残し、日本シリーズにも4試合登板したなりね。リガン→安藤→ウィリアムスという中継ぎから抑えまでの流れは「勝利の方程式」と呼ばれ、抜群の安定感を誇っていたなり。

今季は安藤&ウィリアムスの2人が安定感を欠くピッチングを続ける中、リガン投手も昨年ほどの安定感は無いものの、それでもしっかりと成績を残していたなりね。今季は17日に抹消されるまでに23試合に登板、1勝1敗4セーブ、防御率2.84。肝心なところでポーンと本塁打を打たれるシーンもあるにはあったなりが、徐々に調子を取り戻してきた矢先のけがだっただけに、戦線離脱は大きな痛手となっているなり。また、アテネオリンピックに際して、安藤&ウィリアムスの両投手が代表として派遣されてしまうため、ただでさえ手薄になる中継ぎ・抑えの投手陣が、リガン投手の離脱でさらに薄くなってしまったなりね。ほんとに8月はどうやって戦えば良いのやら。

阪神は現在、ウィリアムス、リガン、モレルの3人の外国人投手がいるなりが、リガン投手は年俸6,420万円と比較的手ごろな選手。選手生命に関わるけがならば仕方ないなりが、来年また復活できそうなけがならば、どうか解雇という流れにはならないことを祈りたいなりねぇ。下手に外国人選手を獲得して失敗するくらいなら、保険でも良いのでリガン投手を解雇しないでおくほうが無難だと思うなりが……。まだ30歳と現役バリバリの年齢だし、退団にはなりませんように。

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