東京・渋谷で買える「サムスン製のマトリックスケータイ」。

2004/06/22 23:07 Written by コ○助

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昨年の映画界を席巻した「マトリックス」ブームは記憶に新しいなりが、映画の公開と同時に話題となった携帯電話端末を覚えているなりか? 

その前にちょっとおさらいを。「マトリックス」シリーズの第一作に登場した携帯電話はノキア製の「NOKIA8110」というモデル。通話部分のカバーがシャキーンと飛び出す仕組みがとてもクールで、「マトリックス」ファンのみならず、日本の携帯電話マニアを魅了したなりが、GSM方式の携帯電話端末ということで残念ながら日本では手に入れることができなかったなりね。

シリーズ第二作と第三作に登場したのはサムスン製の「SPH-N270」というモデル。この端末はあまりにもゴツゴツしたデザインの端末で、ファンやマニアの間でもかなり賛否が分かれたなりよ。コ○助も写真を見たことがあるだけなりが、どうも好きにはなれないデザインなりねぇ。第一作に登場したノキア製の端末は物欲がウズウズしまくりだったのに、第二作以降に登場したサムスン製の端末は全く欲しいと感じないデザインだったなり。ただ、この端末はアメリカのごく一部の地域と、韓国でわずかな台数が限定販売されただけという超稀少モデル。当然日本での販売は無かったため、一部マニアやコレクターの物欲はビリビリと刺激していたなりね。

そんな「SPH-N270」なりが、昨年11月にサムスンとYahoo!が共同で行ったチャリティーオークションに、「おそらく日本に1台」という触れ込みで出品されたなりよ。いったいどれくらいの値が付くのかと思ったら、最終的には355,000円というとんでもない価格で落札。ちょっとした話題となっていたなりね。日本では携帯電話として使うことができないのに、355,000円……なんて思ったなりが、まあコレクターやマニアならこれくらいの価格は出してもおかしくは無いなりか。

あれから半年が過ぎ、「SPH-N270」の存在もすっかり忘れていたコ○助だったなりが、たまたま「東京ウォーカー」を読んでいたら、東京・渋谷にある映画をテーマにしたカフェ「TOYS CAFE + Diner CANTINA」で「SPH-N270」が販売されていると書いてあるじゃないなりか(笑)。しかも、オークションの価格よりも10万円以上安い207,900円で……。それでも決して安くはないなりが、オークションのときには「おそらく日本に1台」と言われていた端末なりからね。それが販売されているというだけでも、ちょっと驚きだったなり。

きっとオークションで涙をのんだ人もいるはず。今のところまだ販売されているようなので、まだ「マトリックスケータイ」に熱い思いがある人は、渋谷の「TOYS CAFE + Diner CANTINA」へぜひ。

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