トミー！　コ○助の大好きなトミーが帰ってきたなり（笑）。地道に仕事はしているようなので帰ってきた、というのも失礼な話かもしれないなりが……。国広富之は今の若い人にとってはあまりピンと来ないかもしれないなりが、コ○助と同じか、若干上の世代にとって、若かりし頃の国広富之は素敵な役者さんだったなりよね。と、いうよりも大映ドラマファンにとっては、なりか。

コ○助は過去にも何度かお話をしたことがあるなりが、大映ドラマが大好きなりよ。例えば伊藤麻衣子主演の「不良少女と呼ばれて」。岡田奈々と伊藤麻衣子の間で奪い合いになる男を演じていた国広富之にやきもきしていた人も多いはずなり（笑）。例えば伊藤かずえ主演の「ポニーテールはふり向かない」。このドラマは少年院を出たばかりの伊藤かずえがバンドでの成功を夢見るという青春ドラマなりが、このバンドのメンバーの一人が国広富之だったなりね。ちなみに、バンドのほかのメンバーは松村雄基、野々村真、鶴見辰吾、坂上忍という、なかなか豪華な面々。どうも松村雄基のイメージが強すぎるので、このドラマの中では国広富之に強烈な個性は感じられなかったなりが、それでも代表的な出演作としてコ○助の記憶に残ることになったなり。

その後、国広富之は大映ドラマの終焉とともにブラウン管らすっかり姿を消してしまった感があったなりが、90年代以降は舞台や昼ドラマ、単発ドラマなどで主に活躍。以前ほどの派手な活躍は見られなくなってしまったなりが、最近はまた徐々にテレビの仕事も増えてきているようなりね。そして、来月7日からスタートするテレビ朝日系ドラマ「はぐれ刑事純情派」の新シリーズにレギュラーとして出演するというなりよ。「噂の刑事　トミーとマツ」から25年を経て再び挑む刑事役に、国広富之も並々ならぬ意欲を持って撮影に臨んでいるようなり。

「俳優になるなんて、子供のころは考えたこともなかった」
「（トミーとマツは）撮影現場はほとんどアドリブ。初の刑事役でしたが楽しんでやっていましたね」
「（今回の刑事役は）自分なりに、その人間の過去を思い描き、それをにじませないと、年配の役は演じ切れない」

かつての国広富之の活躍を知っているファンの人は、ぜひ「はぐれ刑事純情派」ともども、インタビュー記事もチェックしてみてくださいなり。