「修学旅行前に予習してきて」訪問学習先から苦情も。

2004/06/21 12:59 Written by コ○助

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皆さんは修学旅行、どんなところに行ったなりか? コ○助は小学校が京都へ神社仏閣巡り、中学校が富士山の見える伊豆・湯ヶ島温泉へ川端康成と井上靖を辿る旅、高校は北海道へお馬ちゃんを訪ねる&ウマイモノ三昧の旅(笑)。高校の修学旅行は各班ごとの自由コースがほとんどだったので、当時サラブレッドが大好きだったコ○助とその仲間たちは「ノーザンホースパークでお馬ちゃんに会いたい!」「函館&小樽でウマイモノいっぱい食べたい!」という旅程を勝手に計画。そもそも、修学旅行委員だったコ○助は熱烈に北海道行きを叫び、当初有力だった東北を飛び越えて北海道行きを実現させたほどの熱の入れようだったので、どうしても北海道に行ったらお馬ちゃん&ウマイモノは外せなかったなりね(笑)。まさに、自分のための旅行であって、全く修学旅行という趣ではなかったなり。

北海道の修学旅行では、コ○助の思惑通り、本当にウマイモノばかり食べていたなりねぇ。ジンギスカン、ラーメン、寿司、そして函館の市場で購入した数々の海産物のおみやげ。今思うと相当間違っているなりが、まあ北海道の魅力のひとつを堪能してきたということで、コ○助とその仲間たちにとっては大満足な旅だったなり。もちろん、歴史好きなコ○助なので、函館の五稜郭や小樽の運河を見て感動もしたので、それはそれで北海道に行った意味はあったのではないかと。

と、そんなお遊び旅行に近かった高校の修学旅行はともかくとして、特に中学校の修学旅行は実に思い出深いなりよ。行き先が富士山の麓、山奥の湯ヶ島温泉というのが渋すぎるチョイスなりが、川端康成の「伊豆の踊子」や井上靖の「夏草冬涛」の舞台を自分の足で訪ねるという、本当の意味での修学旅行だったなりね。このときは、かなり予習をしてから行ったなりねぇ。何よりもまず、肝心の文学を知らないことにはこの修学旅行の意味がなかったので、何冊も本を読んだし、「伊豆文学とはなんぞや」ということから、川端康成&井上靖の生い立ちに至るまで、皆で調べたり、考えたりした記憶があるなり。結局、いろいろと前知識を詰め込んでから史跡巡りなどをしたこともあって、記憶にも鮮明に残っているし、とても印象深い想い出になったなりね。結構良い修学旅行だったと思うなり。しかし中学校の修学旅行から、もう13年も経つなりか……。

そんないろいろな意味でゆるい修学旅行と、堅い修学旅行を経験しているコ○助なので、どちらにも良さを感じたのは確かなりが、ゆるい修学旅行に対して、訪問先からの苦情も当然出ているようなりね。訪問先の説明員が話をまったく聞かない生徒に呆れるケースもあるようで、もう少し事前に予習してきて欲しいとの希望が出ることもあるのだとか。大人になって振り返ってみると、きっと真剣に修学旅行に取り組んでおけば良かったと思うことになるとは思うなりが、こればっかりはなかなかリアルタイムには気付きにくいことなりからねぇ。

皆さんは修学旅行の想い出ってあるなりか? 行きたくても、もう二度と行くことができない修学旅行。コ○助にとっては良い想い出ばかりなり。

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