身近で広がり始めた電子マネー。

2004/06/20 12:27 Written by コ○助

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毎日新聞に「エディカード」や「スイカ」を取り巻く現状のまとめ記事のようなものが出ていたのでご紹介を。先日、NTTドコモが非接触IC技術「フェリカ」を搭載した携帯電話端末を発表したなりが、ごくごく身近な携帯電話でも電子マネーによる決済が可能になることで、一気に電子マネーが普及する可能性が出てきたなりよね。まあ実際には「フェリカ」搭載端末は第一世代なので、もう数世代後にならないと普及というところまでは行かないと思うなりが、電子マネーにとってひとつのエポックメイキングになることは間違いないなり。

「エディカード」は1枚持っているなりが、今のところ使えるシーンが少ないのが難点。近所にワラワラとam/pmがあるのでたまに小銭がないときとかに「エディカード」で支払いをすることがあるなりが、それ以外はあまり使い道がなく、財布の奥の方に眠っているなりね(笑)。am/pmは初期の頃から「エディカード」の導入に積極的なりが、その理由としては「顧客情報の収集による利便性の向上」「レジ時間の短縮」の2点を挙げているなり。前者に関してはあまりユーザーには良いことのようには思えないものの、まあコンビニで買い物する際にはレジで店員が性別やら年齢層やらを勝手に打ち込んでいるので、そう敏感になることもないなりか。後者は「エディカード」をレジにかざすだけで決済できるので、これは確かにレジ時間が短縮されるなりね。「実験では、現金よりも支払時間が平均34秒から約8秒短縮された」という結果が出ているようで、たかが8秒、されど8秒。混雑時にレジに列ができるのはほんの少しの時間の積み重ねなので、「エディカード」の導入によってレジの混雑が少しでも無くなるのは利用者にとっても良いことなのではないかと。

「スイカ」は首都圏と仙台市の人にはおなじみのJR東日本が発行するIC定期券なりが、今年3月から駅構内の買い物の支払いができるサービスを開始。電子マネーとしての用途を拡大し始めたなりね。現在はJR東日本の関連会社が運営するコンビニとレストラン、土産物店計472店舗でしか利用ができないなりが、今後キヨスクでも利用できるようになるため、飛躍的に利便性がアップすることになるなりね。朝、混雑したホームで小銭のやり取りとかするのは面倒なりからねぇ。「スイカ」で決済できることに魅力を感じる人は多いのではないかと。

NTTドコモの「フェリカ」搭載端末登場と共に、広がりを見せる電子マネー。長年ブレイクせずに今に至るなりが、いよいよ本格普及に向けた機運が高まってきたなりね。機会があれば、皆さんもぜひ電子マネーを利用してみてくださいなり。

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