「みんな、にぎやか」高津臣吾投手インタビュー。

2004/06/16 12:14 Written by コ○助

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日本最高の成績を収めたストッパー投手ながら、35歳という年齢から「メジャーでの活躍は難しいのでは?」との評価も付きまとっていた高津投手。ところがふたを開けてみれば安定したピッチングを続け、いまやホワイトソックスの守護神にまで上り詰め、チームメイトからの厚い信頼を受けるまでになっているなりね。サイドスローでシンカーを自在に操るという、メジャーにはあまりいないタイプの投手というのも成功している要素ではあると思うなりが、なによりも高津投手の日本での実績に裏打ちされた自信と、チームメイトに溶け込んでの楽しさを感じながらプレーしていることが好成績に繋がっているようにも見えるなり。

高津投手はチームメイトからは「ミスターゼロ」という愛称で呼ばれているようなりが、これは、ここまでの成績が22試合に登板し、3勝0敗1セーブ、防御率1.16とほぼ完璧に近いことから名付けられたなりね。正ストッパーのビリー・コッチ投手からバトンを引き継いでから日が浅いのでセーブ数は少ないなりが、今後しばらくはストッパーとして起用されることが確約されているようなので、セーブ数を積み上げていくことは確実なのではないかと。

「(コッチ投手は)たまたまエージェントも同じだし、ライバルというより、いいチームメートです。すごく楽しい男でね」
「みんな珍しいのか、よく僕に声をかけてくれます」
「日本との違いは挙げたら切りがないほどありますね。こっちはウォームアップの時間が短くて、“よし、次に行け!”とくる。ホント、3分か5分で肩を作らないといけない」
「家具とかはまだそろっていません。だって注文どおり来た試しがない」
「このチームは楽しい人ばっかり。まわりにいつも笑いがあふれています。日本にいると比べたら、僕もいろいろ気を遣うことが多いんですけど、ともかく周りがみんなすごく応援してくれる」
「苦労はね、野球にしても生活にしても、いっぱいありますよ。みんなと通訳なしでも、喋れたらいいなぁと思います」

出る言葉すべてが何か楽しそう(笑)。高津投手は英語を話すことができないようなりが、それでも楽しく野球ができているというこんな話を伝え聞いたら、またメジャーに行きたいという選手が跡を絶たなくなってしまうなりねぇ。まあ楽しくて、お金も稼げて、夢が叶うメジャーに魅力が無いわけがないので、人材流出は仕方がないことだとは思うなりが。日本のプロ野球もガタガタだし……。

これから本格的に活躍してくれるであろう高津投手なので、インタビュー記事もぜひチェックしてみてくださいなり。

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