バイリンガルは老化が遅い?

2004/06/16 06:30 Written by コジマ

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2か国語が話せるバイリンガル。1か国語すらママならないぼくにとって、羨望の対象なのだ。2つの言語が話せるだけでかっちょよくてうらやましいのに、さらに脳の老化が遅いという、これまたうらやましい実験結果が出たのだ。

この「脳の老化が遅い」という根拠は、1か国語を話す人とバイリンガルとで物事を認識するまでの時間を比較したところ、バイリンガルの反応のほうが早かったという結果が出ているため。受けてきた教育内容に違いはなく、英単語テストや記憶力テストでは差はなかったそうな。また、器用さや才能も関係ないんだとか。うーむ、これは老化が遅くなるというよりも、認識力や脳の反応が早くなってるということではないだろうか。転じて老化が遅いということなのかなあ。うむむ。それにしてもうらやましい……。

今回の実験では「生まれながらにして2か国語を話す人」をバイリンガルの定義としているので、成長してから他言語を習得した人は含まれてないそう。ということは、真木さんは含まれてないのだな。ふむふむ(笑)。しかしこの記事で、実験を担当した教授はこう締めくくっている。「新しい言語の習得は脳の働きにとっても良いことだ」

なんにせよ、新しくものを習うのは脳にとっても人生にとっても嬉しいことなのは間違いないのだ。

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