ドジャースの野茂英雄投手、解雇の可能性も。

2004/06/15 20:06 Written by コ○助

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2002年にドジャースに復帰後、2年連続で16勝をマーク(2002年→16勝6敗、2003年→16勝13敗)。一時の低迷状態を抜け出し、ドジャースのエースとして再び輝きを取り戻した野茂投手だったなりが、今年はどういうわけか調子が悪い。6月14日現在、11試合に登板、3勝7敗、防御率7.56と、ここ2年の成績を考えたら誰も想像し得なかったほどの苦戦を強いられているなりね。12日のレッドソックス戦でも黒星を喫し、自己ワースト記録を更新する6連敗。まさに泥沼にはまってしまった状態が続いているなり。

これまで信頼を置いて起用を続けてきたジム・トレーシー監督も、最近は野茂投手のピッチングには半ばキレ気味。毎度四球を連発して失点を重ねるエースの不甲斐なさに、かなり怒り心頭のようなり。ただ、たびたび「球威は徐々に戻ってきている」と擁護するようなコメントも聞かれるので、もう少し猶予は与えられそうなりか。

とはいえ、地元マスコミは結果を出さない選手には辛辣。ロサンゼルス・タイムズ紙は「野茂の不調が今後も続けば、ドジャースが野茂に代わる先発投手をトレードで獲得することも十分に考えらる」と指摘、さらに「もし先発投手を獲得した場合には、野茂を解雇することもあるだろう」と報じているというなり。過去に幾度かの解雇を乗り越えてきた野茂投手なりが、メジャーの解雇はある日突然といった感じなりからね。そこら辺の契約事には、メジャーはかなりシビアな世界なので、状況次第では確かに解雇されるという可能性は否定できないかもしれないなり。

登板後のコメントから垣間見る限りでは、野茂投手自身もなぜ調子がガタガタなのか明確な理由を掴みかねている感じが伝わってくるので、一度先発ローテーションから外れてみて、調整のために中継ぎなり、マイナーに行ってみるなり、といった荒治療は必要なのかも。昨年までのピッチングを見たら決してこのまま終わるような状態ではないと思うので、なんとか立ち直るきっかけを掴めると良いなりね。

まだシーズンも中盤。後半戦の復活に期待したいものなり。

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