アメリカはモンタナ州のお話。

アメリカの運転免許証などには身長・体重の他に、目の色や髪の色なども明記されているのをご存知でしたか？その持ち主の身分を証明するのに、出来るだけその個人の特徴を表記しているのですが、多民族の集まるお国柄ならではの事ですね。

さて、免許証といえば車の運転だけに限らず、アメリカの多くの地域では特定の川で釣りをしたり、森でハンティングをしたり…というレジャーにも免許の申請が必要です。まあ、コレといった複雑な手続きは必要なく、大体釣具や猟銃を扱うお店にて取得出来ます。

さてモンタナ州でも例に漏れず、この種の免許証を州が義務付けているのですが…。この度インターネットでも、このライセンスの申請が可能になりました。それ自体は別に珍しいことではないのですが、その申請フォームにある『頭髪の色』を選ぶ選択肢にはなんと『ブロンド』『ブルネット(茶色)』などの他に…『BALD−ハゲ−』があるんだとか！

こんなの聞かれて、さらに正直に記入しなきゃいけないなんて…、ちょっとココロ寒い気持ちを味わう男性がいるんじゃないかと、心配してしまうのですが。

しかし、この『ハゲ』項目。実はもう30年以上も前から申請書には書かれていたのだそうです。だけど、記入はいつも申請場所になるお店の店員さんが行っており、さらに免許証自体にはその『特徴』は明記されていなかった為、本人にはわからないようになっていたそうです。

それがインターネットで申請者本人がフォームを記入するようになって、それがばれてしまったと…。これも一種のテクノロジーの普及で明らかになった事実なのでしょう。